おはようございます! おゆきちゃんです!
2月6日の物語(本当にいつまでやってんだ……!?(;^ω^))
<再会と出会いのプリムリス編>
の続き!!(`・ω・´)
前回
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【昼なお暗きの森/ビューティー品川の家から南西へ、約100メートル辺り】
『あー、あー、
ピンクの天使ことリープ=マウス!
私の声が聞こえる!?』
紅水晶光星(リープ)は、
突如、フンデルトから放たれた
女子の声ーーー
ビューティー品川の声に驚く。
紅水晶光星(リープ)
「そっか……! どーりで、
フンちゃんが
動かなかったはず!
中で目を覚まして、
レンちゃんに何かしたな!?(# ・`д・´)」
ビューティー品川(INフンデルト)
『ちっがあぁ~~~うっ!!(;><)/
今度は、私は
何もしてないのに、
レンドンは勝手に
倒れてたのッ!!
だから、フンデルトは
操縦出来ないから
(私じゃ操縦してもビクともしないのよ!)
代わりに、
<SUCQB>を一発で堕とせる
弱点を教えるわ!!』
紅水晶光星(リープ)は、無言で
「どうせまた嘘に決まってる」と言いたげな
軽蔑の眼差しを送るが、
「このままでは私も困るから、もう嘘はつかない」
と、ビューティーは
必至で訴えるので、とりま
話くらいは聞いてあげる事にした。
ビューティー品川(INフンデルト)
『じゃあ、よく聞きなさい!
<SUCQB>の弱点は……
脳天よ!!
あの王冠は、
脳天に攻撃が直撃しにくくするための
ガードなの!
貴女達は人間を撃てないと
知っていたから、さっきは
私が王冠に入る事で、
蓋をしていたのよ!
だから、
頭上に回り込んで
攻撃して!!
脳天を破壊すれば、即座に
機能停止するようになってるの!!
開発者の私が言うんだから、
間違いないわ!!(`・ω・´)/』
紅水晶光星(リープ)
「らじゃー!
その言葉、今回までは
信じるからね!!(+ ・`ω・´)b」
狙うは、あの王冠の中ーーー
紅水晶光星(リープ)は
決意を改にした時、
”ある感覚”に気付く。
紅水晶光星(リープ)
「……!?
気のせいかな?
近づいて来る
”この感覚”はーーー」
その時であった。
眼下の森の北東側から、いきなり
まるで、津波でも起きたかのような
大量の水が、轟音と共に
押し寄せて来たのである!
紅水晶光星(リープ)たちが飛んでいる
高さ(高度約30メートル程)までは届かないものの、
森を飲み込む程の大量の水が
通り過ぎるまで、
僅か十秒にも満たない間であったが、
その奔流の勢いで、
まるで、炎が剝ぎ取られたように
森林火災が
キレイサッパリ鎮火した。
そして、紅水晶光星(リープ)にだけ
聞こえたのは、
”感じていた者”の声ーーー
藍玉闇星(ハイドレンジア)
「やっぱり、二人だけじゃ
手こずってるみたいですわねぇ┐(´д`)┌
アレ、頭のてっぺんが弱点
らしいですわね!
そういう相手は
”こうやって”倒しますの!
見てなさいーーー」
紅水晶光星(リープ)
「やっぱり、あの水は
ハイちゃんだね!\(^o^)/
……ん?
なんでハイちゃんまで、
女王蜂の弱点
知ってrーーー」
紅水晶光星(リープ)が
話し終わるよりも先に
<SUCQB>の背後に
亜音速で迫る”影”があった。
早過ぎて、鋼鉄の女王蜂の
(たいして性能の高くない)
索敵レーダーでは、
直前まで反応出来なかった。
SUCQB
「!? えねmーーー」
柘榴石闇星(シービック)
「ビューティーがこさえた
ハリボテは、
貴様かああぁぁぁッッ!!!」
言うが早いか、
柘榴石大剣を紅く発光させ
(※昔作った、PSPの写真編集ソフト『ちょっとショットEdit』加工による画像)
<SUCQB>の光の両翅を発生させている
背中の基部を切断した。
紅水晶光星(リープ)
「シ、シーちゃんまで!?」
<SUCQB>は
下半身が重いので、
翅が無くなれば
お尻から地面へ落下していく。
しかし、これでは
脳天が無事なので、
せいぜい30メートル程度の高さからの
濡れて柔らかくなった土への墜落くらいで、
丈夫なはずの戦闘メカが
故障してくれるとは限らない。
紅水晶光星(リープ)は
自分より高度が下がった事で狙いやすくなった、
<SUCQB>の脳天めがけて、
とどめの一撃を放とうとするがーーー
紅水晶光星(リープ)
「~~~!(#;^ω^)」
主役様の見せ場なんて
まるで考えてくれないっ(;^ω^)
そんな事出来たら、
”茶屋町時代”から大人しくしてるっ(;;^ω^)
柘榴石闇星(シービック)は、
自らも降下し、
<SUCQB>を追う。
SUCQB
「えね…えねえねえね、
えねみいぃぃーーーッッ!!!」
鋼鉄の女王蜂は、いよいよ
飛び道具の燃料と弾切れか、
墜落しながらもビーム薙刀を投げつけてくるが、
柘榴石闇星(シービック)は、
躱しながら接近。
馬鹿力にものを言わせ、
大剣の平らな部分で掬い上げるように
鋼鉄の女王蜂を尻から殴って、
頭が地面へ向くよう、でんぐり返し
瞬時に、
(後で、勝手に手元に帰って来るからって)
大剣を放り捨てながら
背後に回り込み、
鋼鉄の女王蜂の左右の第一の肢(腕)を取り、
翅を失くした背中の方に回し、
両手で掴まえた。
柘榴石闇星(シービック)
「虎ニ翼ノ脳天杭打チーーーッッ!!」
柘榴石闇星(シービック)が組みついたまま
<SUCQB>が垂直落下していく地点には、
いつのまにか
アミエットが居た。
アミエット=クシュリナーダ
「ここで私の出番ですね!」
灰色と茶色が
マーブル模様になって混ざった
魔法絵の具を塗布した大絵筆で、
足元に大きく円を描くと、
地面の、その部分だけ
大量の水の通過で、
柔らかくなっていたはずの
地面を、ゴツゴツとした岩盤に変える。
御庭番A
「お嬢様、早くーッ!!(; ・`д・´)/」
近くの木陰から声を掛けるのは、
御庭番A。
その後ろには、パティー品川と
『A&Bチーム』の面々や、
リンエルもいた。
アミエットは、その一団に
全速力で駆け込む。
御庭番A
「忍術結界ッ!!」
御庭番Aが、
左手の人差し指を立て
その指を右手で握り、
右手の人差し指を立てるという
印を結び、叫ぶと
半透明の壁が生まれ、
その場にいる全員を包んだ。
そして、御庭番Aが振り返り
申し訳無さそうに発した一言は……
御庭番A
「すまぬ、パティー殿……」
パティー品川
「いいんです!
”あの子を楽にしてあげて”
と頼んだのは、
私なんですから!!(;><)/
<SUCQB>は……
お姉ちゃんと、
戦闘メカとして造った時から、
こうなる運命だったんです……!」
墜落直前、
柘榴石闇星(シービック)は
手を離し、急上昇して離脱。
<SUCQB>は、頭から墜落し
王冠のガードも潰れ、
肩まで岩盤にめり込んだ。
これで脳天が、無事であるはずもなく
岩盤の隙間から、
閃光が漏れた。
約30メートル先上空の
紅水晶光星(リープ)と
フンデルト(”もう一つの人格”がオートモードに戻した)は、
全速力で、その場を離れる。
パティー品川
「ごめんね……
もし、”物”にも魂が宿るのなら……
自分以外の者全てを倒すしか
考えられなくなってしまったのなら、今度は
”誰かを守り救う存在”に
生まれ変わってーーー」
そう呟いて
パティーが目を閉じた瞬間、
<SUCQB>はーーー
ドゴゴオオオォォォォーーーーーンッッッ!!!
燃え尽きた
周囲の草木を吹き飛ばす、
大爆発を起こした。
ーーーつづくーーー
御説明しよう(`・ω・´)
<虎ニ翼ノ脳天杭打チ>
とは
(※お借りしました)
プロレスラー(故)「三沢光晴」選手が
編み出し、そして
自ら封印した危険技
(たまに解禁してましたが)
<タイガードライバー'91>が元ネタ。
この技を、シービックは
”茶屋町ゲーセンのコミュニケーションノート時代”に、
子供同士の喧嘩で出した事から
「当時の被害者」は、
迷い込んで来た異世界の子www
Hさん(←この方の影響で、私は三沢選手好きになり
シービックは三沢選手のオマレス化したw)に
「<タイガードライバー'91>はヤバイっす!!」と
言われた事から
以降、対未成年戦では封印。
(事実上、公共ではそれっきりとなった)
その後、皮肉にも
茶屋町時代終焉の年に
三沢選手は亡くなってしまいーーー
「シービックに
三沢選手の技を使わせる時は、
軽はずみな気持ちで
使わせてはならない。
茶屋町時代への懐古、
一生忘れ得ぬ恩人・Hさん
(=創作を世に出していく上での、
人生で一番最初の自信をくれた人。
この方がいなければ、決して絶対に
私は、ここまで歩いて来れなかった)への感謝、
三沢選手へのリスペクトを
天まで届かせるつもりで、
”ここ一番”の時に、放たねばならない」
と、考えるようになりーーー
そのまま使わせるのも
なんなので
非公開短編漫画での技の入り方や、
『キン肉マン』シリーズの
”超人プロレス技=並の人間の身体では使えない技”
を参考に
例えば、コレも「超人プロレス技」www
非・対人戦(ゴーレムやモンスター等)用に、
”シービックが星の子に変身した時にしか
使えないムーブ”に昇華。
こうして、
リングのコーナーポストよりも
遥かに高い位置から、飛びながら
<タイガードライバー'91>の組み方をして、
真っ逆さまに脳天から
地面に叩きつける
<タイガー・スカイハイ・ドライバー>が
完成したのでR!(`・ω・´)b
本物の<タイガードライバー'91>色々。
技のムーブの参考にどうぞ!
(最後の”対丸藤選手戦”は、母も一緒にTVで観たよね……
その時を含む技ムーブ”背中から叩きつける”は、
危険度は低めタイプですね)