夜分遅くに湧いて出た! おゆきちゃんです!

 

 

 

 

 

今回は、
『レンドンの山野草共生日記』
あとがきです。


 

 

 

 

 

 

 

 

最初は、結末は
何も考えずに書き始めた
ので、
山も谷も無く
ほのぼのと
終える予定だったので


 

脱力感極まりないw
過去絵の使い回しの
顔アイコンでスタート

しました。

(別の用意する暇が無かったので、
結局、最後まで
加筆しながら使い回しましたが)




気づかれましたか?


 

この物語のTwitter発表中の日程
(記事中に記載されていますが)は、
愛鳥「すなお」の闘病中と
重なっていた事……




そう、この物語を執筆中に
すなおの病気が発覚。
しかも重症との診断ーーー


なので、
レンドンフズィの関係
(一部)すなお重ね、
”遠くない未来に訪れる、
別れのシミュレーション”


”27年続いた文鳥ライフから教わった思いの
集大成を形にして残す”

という意味を込め、

あのような
終盤・結末となりました。






 

 

 

 

「愛を注いだが故に訪れた早い別れ」

この設定も、

すなおの鳥生の結末”
元になっています。



手乗り文鳥のメスを
一羽飼いしていると、
掌に抱かれ
愛情を一身に受ける事で


人間相手に発情し、
卵を産み過ぎたり、
最悪の場合、
生殖器を患って
寿命を縮める事があります。






勿論、どの文鳥のメスでも
そうなってしまうわけでは
ありません。


手乗り一羽飼いで、
10年以上平気で生きてる
おばあちゃん文鳥もいます。

(YouTubeで探してみよう!)


これは、
私の家や、聞きかじりの
一部の家庭の
経験談に過ぎないのですが

メスはオスよりも
短命になりやすいです。

生殖器の問題を除いても、
オスよりも、メスの方が
病気
(特に不治の病)の発症率が
高い気がします。


ぶっちゃけ、
病気になるのも
運命と思うしかry

(愛玩鳥として遺伝子開発されたのが
原因と思われる)



で、
すなおは、運悪く
そんな鳥生でした。






 

 

 

 

「長くて虚無な人生」
「短くても愛情に溢れる人生」


……どちらがいいですか?
どちらが幸せですか?




どうせ、命あるもの
いつかは等しく
死にゆくさだめ。

ならば、短くなっても
充実した
幸せな人生をーーー




勿論、絶対正義を
唱えているつもりではなく


「一つの選択肢」として
アリだと思う
私個人の見解です。






 

 

 

 

 

まだ、あれは
中学生の頃……



「ミカ」(♂)という文鳥を
わずか2年で
逝かせてしまいました。

経験の浅いのに
多頭飼いしたためか、
全員に健康管理が行き届かなくなった
結果でしょう。



「家が飼わなければ、長生き出来たのに」

ーーー
そう言うものだから、
私も、そう思っていました。

(あの時代の私の思考に、
自主性など皆無(;^_^A)



しかし、少し経ってから
ある
”夢”を見ます。

夢の中で、
ミカ

『沢山の仲間に囲まれて暮らせて
幸せだったよ』

と、言ってくれたのです。


ーーーたった2年で死なせたのに、
幸せだったと言えるものなのか!?( ゚д゚)ーーー



中坊
(精神年齢は、それ以下)
おつむにとって、その夢の言葉は
衝撃的であり


あの夢を見なければ、
とっくの昔に自信を失くして
文鳥飼いなんて、
2桁の歴史になる前に
やめていたと思います。

(母は、根性までは
育ててくれませんでしたので(;^_^A)



その後、
経験を積み知識を集める内に


ミカは、小柄で
”軽度の斜頸やペローシスを抱えていたので

(なのに、喧嘩の強さと威圧感は
歴代最強だった謎w)

どこの家庭で飼われていても
若くして病気を発症・最悪、突然死
していた可能性が高かった

(当時はネットが発達していなかったので、
文鳥病気知識が高い家庭は少なかった事も
推測されるので)
という事も
わかってきました。



全ての命あるもの、誰しも
どんな身体と運命を背負って生まれて来るか
わかりません。


だから、その存在と出会い
家族になったのなら、仲良くなったのなら

「短い一生だったけど、
仲間に恵まれ
(←多頭飼いの場合)
あなたに愛され幸せだった」と、
少しでも満たされながら旅立てるように
精一杯、
恵まれた環境を作り、
愛を注ぎ続けなければなりません。



それが、私が27年
文鳥飼育を続けてきて見つけた、
答えだったような気がします。




”人間の家族”相手だって、
対して変わりません。


<母との三年余りの介護生活>
にも、通ずるものがありました。


母は全く友達が居なかったし、
KAZU兄者とも反りが合わなかったから、
寝たきりになってからは、

寝室で、孤独な生活を送る様に
なってしまいました。


病気の辛さ・上手く動けなくなった不自由さに、
最初の頃は

「生まれて来るんじゃなかった!!
えーん
声を上げて泣いた日も……!


母は、寝込むまでは
石頭でゴーイングマイウェーで
時代錯誤の困った人だったけど

貧しい生活の中でも、

絵を描く事を許し、
文鳥を与え情操教育を施し、
ここまで育て上げてくれただけでも
日々感謝してきた私は


ここで恩返しをせねば、いつするのか!?
と決起。



「絶対、生きてて楽しいって言わせてやる!!」


母が、私の創作に
興味を持った
から、しめたもの!

生命維持のための、物理的な
身の回りのお世話だけにとどまらず


私の絵や漫画を見せながら
創作物語聞かせから裏話語り、

そこから話題を拡げて
創作の参考になったプロ作品の解説、

声優・クリエーターネタから更に広がって
アニゲー関連歌唱

(母は近代音楽が苦手なので、アカペラで(´・ω・`))
ネタが無い時は、町内会新聞や
そこらの無料配布冊子・チラシ搔き集めてまで

話題を作り、

毎日延々語らい続けた。

そのせいで、家事等が滞ったりして
KAZU兄者に叱られたりしたが、
これは

私にしか出来ない事・いつまでも続かない事
なので、後悔は無かった。

(で、平均睡眠時間3~4時間だったw)


励ましているつもりが、
いつのまにか、共通理解が生まれ

(母は、怖い人でもあったので
私が大きくなってからは、怒らせないよう
会話を控えめにしていた分、
それまでは、理解し合えない部分も多かった)

励まされていた。

毎日、朗らかな笑顔を見せるようになった母。

そして、母が最期の入院で言った言葉
「ゆきちゃんが漫画(創作)の話を
いっぱいしてくれたのが、印象的やったなぁ……」


私の3年余りしてきた事は、
無駄では無かった

涙が溢れた……。






 

 

 

 

なんか、色々
思い出し過ぎてしまって

話が大脱線

してしまいましたが……(;^_^A


27年の文鳥飼育で育まれた

「自分より命が短く小さい物に、
少しでも幸せだったと思ってもらいながら
旅立てるよう、全力で愛を注ぐ」


すなおが一羽になってしまってからの余生&
三年半の母の介護生活で学んだ

(たとえ、そのせいで寿命が縮もうが)
寂しい思いをさせないように、全力で構う」
「少しでも余生が楽しいと思えるように、
どうでもいいような事まで聞かせまくって
会話を弾ませる」



ーーー初出が、

Twitterでの試験的な公開

という事もあり、
ダイジェスト気味に展開されたので
伝わりにくかった
と思われますが

『レンドンの山野草共生日記』で、
植物と会話できる能力を持つ

レンドンが、
”山野草のフズィに懸けた思い”は、
上述までにダラダラ語らせて頂いた

「私の人生の大半の経験」から
紡ぎ出した思いの断片を注いで
出来たのです。

(それを、若干14歳で
27年の経験分の思考が出来た
レン公……(;^_^A
まあ
”昔の子供は冴えてる”って事で
人間描写バランス崩壊とか言わず、多めに見てry)






 

そして、この物語が
Twitterで完結した6日後に、
すなおは天使になりました……(:_;)

すなおの生前には励ましのコメントを戴き、
誠にありがとうございましたm(_ _ )m






 

 

 

 

というワケで

『レンドンの山野草共生日記』
私の物語にしては珍しい
”悲しい結末”
でしたが、
元々、そういうお話しを
思いつけなかったわけではなく、

ウチの師匠wの創作理念がドライなので、
「見習ってやらなかった」

だけなんです(;^_^A

ウェットなストーリー作りも、
人間ドラマを描く上では
時には大事なので……

この辺の思考の仕方は、
晩年の母に
物語を聞かせ続けた日々に
培われたもの
なので、
そういう意味でも、母に感謝しています。

以上が、

<スペシャルサンクス>に
すなおたちや、
母を記載した意味
でした(*´ω`*)






 

 

 

 

ただ、以前にも言いましたように


このお話しには
<続き>があります。




毎日、Twitterで展開していた
『レンドンの妖精の花育生日記』




先日、ついに
完結しましたので、

近々<アメブロ編集版>
公開予定!!(`・ω・´)




今度は
プロローグからエンディングまで、
「私らしさ全開」
(ドタバタ展開w)
お送り致しますので、
お楽しみに!!(`・ω・´)/

 

 

 

 

下矢印『レンドンの妖精の花育生日記』登場キャスト一覧

(※一瞬しか登場しないキャラも含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、また。 ばいちゃ!(^o^)/