息子は、去年3月以降も
アニメ制作会社で
引き続き勤務することになった。
一旦、放送作品の制作がスタートすると
多忙な毎日が続く。
スケジュール通りに事が運ぶということは
まずない…らしい。
納期前は、やはり缶詰状態となり
いつ自分の部屋に帰れるか
わからないという。
夜明け前まで仕事をし、一旦家に戻り
午後からまた出動する。
そんな不規則極まりない生活。
これも、3月からも仕事を続けると
決めた時に
想定していた通りのこと。
どこかで聞いたような生活パターン
そう、まさに不登校の時の
昼夜逆転の生活とシンクロする
不登校との違いは、
自分の意思に反して
不登校生活を強いられるという事。
そりぁ、気ー狂うわ
ほんまに
唯一の救い=精神的な支えは、
仕事ができるようになったという自覚と、
進行担当は、「お前でやりたい」という
他人からの期待と信頼。
この2点だけだったと思う
職場で一番厳し先輩に、
信頼してもらってる。
僕の夢を理解してくれていて
「こんな求人あったぞ!」と
仕事探しを応援してくれる。
本当にありがたいと、
息子は、心から感謝していた
そして、職場の皆の協力の元、
2つの作品を同時に、並行して進めていく
という荒技をやってのけ、
そして、更に3つの作品を同時に…と、
前代未聞、前人未到の世界へと向かう。
『お前、凄いよ!
今まで、そんなことやった奴、
いないよ!』
そんなお褒めの言葉が
息子の心を支え、
気持ちを強く、優しく、
そして、豊かにしたに違いない。
「感謝する」ということの本当の意味を
理解したに違いない。
そして、息子からは
缶詰を送って欲しいとLINEがあった。
ん?…缶詰⁈
缶詰状態だから、缶詰が便利‼️ってことか
よーし、分かった!
缶詰、大量に送るよ~。
その後も、息子の多忙な生活は
変わることなく続いていた。
季節だけが、春から夏へと過ぎ
秋へと向かうそんな頃
社長から思いもよらぬ声掛けがあった
以前、
『苦境に立たされて時~仕事』
というブログを投稿しました。
スピリチュアルカウンセラーである
江原啓之のこんな言葉を見つけました。
とても納得したので紹介いたします。
✴︎
苦境に立たされているとき、
人は涙も出ません。
目の前にやるべきことが
山積みになっているため、
泣いている場合ではないからです。
なぜなら、自分自身の力で
どうにかしなければならないためです。
困難にあるとき、
すぐに泣いてしまうなら、
それは実は、
さほど切羽詰っていない
ということかもしれません。