昨日はサアサアという
雨の音で目が覚めました

湘南は例年より
二週間遅い梅雨入り
雨に降られて湿った身体に
風が吹くと以外に寒くて
薄着を後悔したの巻……

雨が降り続くと
私の頭の中で鳴り出すのは
この曲です

Aimer「cold rain」
魔道祖師 羨雲編

日本版エンディング曲

魔道祖師のOSTがいつも
そうであるように

これも珠玉の
名曲ですね!


cold rain



When cold rain's falling from the sky

Will you stay by my side?


止まない雨に打たれ

あなたは哭いていた

冷たいだけの詩に その瞳を逸らして


淡い夢に身を任せ 傍にいたかった

隠せない面影を手繰り寄せて


今 世界の隅で


Can you hear me now?

I'm here, alone


深く刺すほどに強くなれと願う

ただ描いたのは 

それぞれの道を選べる時


消えない炎の中で 季節は揺れていた

陽だまりに身を寄せた 

春は過ぎ去って


深い夜の帳に堕ちる露が 

ただ白く煙る

  

And I'll figure out

なぜ 不確かな物ばかり

強く胸を焦がす


Cold rain

まだ 拭えない正しさを 洗い流して


If you're here...

You're here


Can you hear me now?

I'm here, alone

遠く雷鳴が強くなれと叫ぶ


Cold rain

今 白い雨が一輪の花を咲かせる時


花を咲かせる時



魏嬰を打つ土砂降りの雨


アニそしでは


前塵編から

羨雲編にかけて

魏嬰が辛く苦しい時


いつも雨が降っているんですよね


この「雨の降る」描写は

アニそしオリジナルで

原作では別に降っていないんです


でもこの雨が

雨に打たれる魏嬰の

痛々しい姿が

凄く印象的なので

(辛いんですけどね)

強烈な印象を残しますよね


蓮花塢陥落の夜や

温情たちが去って

呆然と街を彷徨う

ずぶ濡れの

魏嬰の姿を

思い出してください


不夜天で藍湛が

瀕死の魏嬰を抱き抱え

隠した夜も

雨でしたね


全てが砕け散りそれでも

魏嬰は一人ぼっちで

負けまいと叫ぶ


心が引き裂かれる

アニそしの場面が

蘇ります


そばにいてほしかったのは


この曲 今どきの流行りで

イントロ無しで
スッと始まります

When cold rain's falling from the sky

Will you stay by my side?


 

冷たい雨が空から降ってくる時

俺のそばにいてくれる?

ここ、私

いきなりグッとくるんですけど


魏嬰が

助けを求めているのです

そばにいて…と


唯一無二 無敵の

夷陵老祖

魏嬰の心細い

本当の気持ちが

ここにあるんです


魏嬰がそばにいてほしかったのは

誰か?

そのヒントは

このあとのフレーズにも

あります


 

淡い夢に身を任せ 傍にいたかった

隠せない面影を手繰り寄せて

今 世界の隅で


隠せない面影を

手繰り寄せて


うん まぁ

「この人」ですよね




そしてね
この曲の素敵なところは

この曲の you が
魏嬰であっても
藍湛であっても
成立するということなんです

魏嬰の
「側にいたかった」のも
「消せない面影を手繰り寄せる」のも
「強くなれと願う」のも

藍湛視点でも成立しませんか?

そして最後の
「1輪の花」
これも
魏嬰であり
藍湛でありうる

これは
忘羨ふたりの歌だってことが
わかります

そして最後に
二人は花を咲かせるのです

とっても
深い歌詞だなぁと思います 

いつも通り
ワタシの勝手な
思い込みですので
斜めに見てください(笑)



明日も朝から雨のようです
少し憂鬱ですが

cold rain


を聴きながら

おでかけするとしましょう


When cold rain's falling from the sky

Will you stay by my side?



  藍湛の返事はいつも同じ
  「我在〜ここにいる」