「魔道祖師」ラジオドラマと

その声優さんたちの

素晴らしさを食い気味に

語ったので(笑)


この勢いで

「ラジオドラマ 番外編」

についても触れたいと思います


「番外編」がある幸せ


「すばる」6月号

墨香銅臭先生の鼎談を読んで


あの鼎談会場に

(実際はオンラインだったそうですが)

観客席があって

「質問コーナー」があったら

(あるかい!)

私はきっとこう質問していたでしょう



サムネイル

魔道祖師、番外編の構想は全て

本編執筆時から

もともとあったのですか?


そうです 

名作「魔道祖師」原作の魅力は

本編と番外編から成る

構成の「妙」にあると思いませんか?


「運命の恋人」

若き日の出逢いとすれ違い

汚名を着せられた魏嬰の復活

運命の再会と共闘

そして愛の成就


が本編


ここで終わっても

相当な完成度ですよね

魏嬰と藍湛が結ばれ

もう二度と離れないんだと

感じさせるラストの

幸せな余韻



でも続きがあった!

なんという嬉しさ


私達はもう

「魔道祖師」本編の

長い道程の中で

魏嬰や藍湛、ほかの登場人物達に

すっかり魅せられています

離れがたいほどに


だから番外編は

大きなプレゼント


それが

「短編」の形式で

読みやすく

語られることによって


本編とはまた違う

集中力で

登場人物達を存分に

愛でることができる


本当にこの上手さ

テクニック

今更ながら

驚きます


そして「すばる」鼎談の中で

墨香銅臭先生はこうも言っています



 

私にとってはいつも

自分と読者の双方を満足させる

そのバランスを取ることが

楽しいんです



ふうむ

なるほどねぇ…


「家宴」「香炉」

「悪友」「朝暮」

「奪門」「鉄齣」

「蓬莱」「雲夢」


珠玉の番外編たち


確かに「読者」

惹きつけ離さない

バランスの取れた

「仕掛け」に

富んでますよね

(それはまた あとで個別に語りましょう)


私も本当に

満足しました!

先生有難う!


番外編をラジオドラマで聴ける幸せ


と、前置きが長くなりましたが


そんな珠玉の番外編を

これまた素晴らしい

再現性で聴くことができるのが

ラジオドラマ


これは

聴くしかないですよ皆さん!!


だって「陳情令」でも
「アニそし」でも
再現できなかった
その後を
追いかけることができるんですから


俺とあのいくつかの酒を隠して…

「家宴」のイラストは
Higga先生 藍湛に布団を被せる魏嬰が嬉しそう

番外編一作目は


「家宴」


時系列的にも

本編からそのまま

繋がってるんですね


本編 第32章「忘羨」の最後に

私の大好きな一節があります


二人が姿を消し

遊歴を続けている頃


姑蘇に戻ろうかと提案する

魏嬰


サムネイル

お前の叔父貴がもし俺に会ってもどうにか大丈夫そうなら

お前は部屋の中に

俺とあのいくつかの酒を

一緒に隠して……


わお!


魏嬰から

「俺と酒を隠して……」

と言ってますよ


ずっとずっと魏嬰を姑蘇に

連れ帰り隠したかった藍湛


ついに魏嬰が自分から

「俺を隠して」

言っている


藍湛は嬉しさに

震えたのではないでしょうか


幸せな二人の

第二幕が始まる……


そこから

繋がる物語が

「家宴」です


この巧みな流れ

唸っちゃいますね(⁠♡⁠ω⁠♡⁠ ⁠)⁠ ⁠~⁠♪



ウッ

前置きが長すぎて

しまいました


続きはまた

明日!

蜜月の二人を

じっくり楽しみましょう!


日本版ラジオドラマのイラストの
魏嬰はなにげに露出度高いですよね
(⁠〃゚⁠3゚⁠〃⁠)