必死の告白 第3季7集



魏嬰が仙門百家に糾弾され罵倒され

師姉までも失い

絶望する第3季7集は

聴くだけでも

軽く消耗してしまうくらい

ヘビーなのですが


路さんの奇跡の熱演を

たっぷり堪能できるエピソードです


基本的な展開は

「陳情令」「アニそし」と

同じなのですが


全てに絶望した

魏嬰が走馬灯のように

自分の過去を思い出す

シーンや


涙ぐみながら

「許されない罪人……」

と自嘲する部分は

ラジオドラマオリジナル



とにかく魏嬰が憑依した

路さんの演技力に

引き込まれます



そしてラジオドラマは

クライマックスに

渾身のオリジナル脚本を

かましてきます!


全てに絶望した

魏嬰が

陰虎符を掲げて

周囲を大混乱に陥れたあと


藍湛が

消耗した魏嬰を抱きかかえ

御剣して去っていく



このシチュエーションは
アニそしと同じなんですけどね

魏嬰を
洞穴に隠した
藍湛は

彼に霊力を送りながら
必死に語りかけます


サムネイル
 

魏嬰!

私が言ったことは全て


本当の気持ちだ!


この台詞は

ラジオドラマだけ!


魏超さんの

半分叫んでいるかのような

必死の語りかけが

胸を打ちます


もちろん

魏嬰はただ一言


「失せろ!」


藍湛は何と言った?


この脚本が上手いのは

藍湛が「その前に」何を言ったかは
わからないところです

「私が言ったこと」

って何?
その前を
あえて言わせてない

でも

わかりますよね
藍湛が何を
伝えようとしたか………

原作でも
この藍湛の言葉は
出てきません

のちの観音廟
沢蕪君の回想で
語られているだけです


サムネイル

忘機はそんな君の手を握って

霊力を送り込みながら

ずっと小声で

何か話しかけていた


「何が話しかけていた」

「何か」

ラジオドラマでは

こんなふうに表現してくれた


これによって

藍湛の魏嬰への

悲痛な想いがさらに際立って

余韻が凄いんです

第3季7集はここで
フェイドアウトするから

こうして考えると
ラジオドラマの世界では
藍湛は魏嬰より
ずっとずっと先に

「告白」✨

していたんですね💖
魏嬰が
覚えていないだけでね


ではまた……

藍湛の「吐息」名場面選
引っ張りすぎですね(笑)
次回で終わりにします(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠♡