押し寄せる

深い感動


いよいよ

10話です


ネタばれ

回避

ゾーンを

跨いで

お入り

下さい


ざっくり

あらすじ


自分自身を招陰旗にして凶屍たちの大群を引き付ける魏嬰達

そして共に奮戦する温寧

しかしあまりの敵の多さにたじろぐ

そこに突然、謎の血屍達が現れ

魏嬰達を助け始める

そこに魏嬰は懐かしい人達の面影を見る


肩を抱いて



ぴったりと寄り添って
御剣する魏嬰と藍湛

広い広い伏魔洞の中を
縦横無尽に翔ぶ二人
凄いスピード感!
凄い浮遊感です!
これがアニそしの
アクションシーンの醍醐味!


藍湛は霊力が高いから
強いのは分かるのですが
魏嬰も全く
遜色ないんだなあ

温寧が長い鎖を使って
敵を粉砕するところも
バトルアニメっぽくて良き!

血屍たち

そんな戦闘の中
温寧の懐の寅が
血の池の中に落ちてしまいます


いよいよ凶屍の圧に押されてくる魏嬰達

そこに
見知らぬ血屍が
魏嬰の前の凶屍に立ちはだかり
粉砕します!
ど迫力のシーン!


そして血の池の中から
血屍達がどんどん出てきて
魏嬰達を援護しつつ、凶屍を駆逐!

そんな中、老婆のような血屍の一人が
思追に寅のぬいぐるみを手渡します


「あ、阿苑……」呟く老婆
原作では
このぬいぐるみは登場せず
おばあさんは思追にただ
触れたい(泣ける)

戸惑う思追

ここで魏嬰と温寧は
自分たちを助けてくれた
血屍達の正体に気がつくんですね

おばあさん、四叔……
ずっとここで
待ってたのか…?


かつての面影が
蘇ります



魏嬰の目に
涙が溢れる!

私の目からも
涙がこぼれました!

魏嬰と藍湛が拱手をすると
血屍達も拱手を返し
心残りが消えたかのように
消滅していきます


搔き集める
温寧
泣かないで!

もうひとつの丹心

この魏嬰を救う血屍達のエピソードは

もちろん魔道祖師の中でも

屈指の感動シーンで

初めて読んだ時は

あまりの感動に

ちょっと放心して

ボーッとしたことを覚えています


予想だにしない展開だし

大ドンデン返しでも

ある


自分の正義を貫き

温氏残党の人々を

救ったことで

追詰められ 諮られ

自分自身どころか

その彼らさえ

殲滅させられてしまった魏嬰

その絶望は

いかばかりだったかと思うと

胸がしめつけられる


その魏嬰を

いま、彼らが救い

感謝の表情で

去っていく


それは魏嬰にとって

何よりの「救い」だし

読んでいる私達に

とっても

予想だにしない「救い」

だったから……


原作でもアニそしでも

この章のタイトルは


「丹心」


「丹心」は真心のこと

この章で示されたのは

藍湛の魏嬰に対する「真心」

でもあり

温氏残党の皆さんの

魏嬰に対する「真心」

だったのかなと

思っています


陳情令にも出てきた「不老寅」


おばあさんが差し出した

布玩具「不老寅」は

中国の伝統玩具



魔除けの意味があり

子供の健康と成長を願って

親や親戚が贈るものだそうです



阿苑=思追の「不老寅」は

おばあさんが作ったのかな



ねっ

陳情令にも

出てきたでしょう?色は違うけどね


陳情令とアニそしの

クロスオーバーに

ニヤリとした私です


(ちなみに原作では

不老寅は出てきません)


ちなみに陳情令では

乱葬崗サバイバル→血屍たちとの共闘

まるっと無いんですよね


設定自体が違って

温氏の皆さんは乱葬崗に投げ込まれないから

血の池にはいないはずなので


凶屍は

魏嬰、藍湛、温寧の三人だけで

ほぼ殲滅したと


それはドラマの構成上

仕方なかったと

わかっているけど


肖戦ならば

あの涙の再会をどう演じたか

たぶん素晴しいものに

なっただろうなと


無い物ねだりですが

ちと残念なのです



うわー

長くなっちゃった

10話はまだまだ

ありますよ


また次回!