はぁ
。:゚(;´∩`;)゚:。
16話を見たあとは軽く放心状態になり
ブログを更新する気になりませんでした
二周目なのにこの破壊力
紫電の拘束が解けた魏嬰と江澄はなんとか蓮花塢に戻りますが
そこで見たものは変わり果てた兄弟たちと父母の姿
虞夫人の断末魔の叫び
今際の際に夫に躙り寄る悲痛な演技は圧巻でした
原作では細かく描写されることのなかった二人の最期
繋がれる手と手(༎ຶ ෴ ༎ຶ)(༎ຶ ෴ ༎ຶ)
そして絶望に打ちひしがれ
駆け出す江澄と魏嬰
この先のシーンが
今回のハイライトだと私は思っています
初回視聴時も
完全に取り乱し魏嬰を絞め殺さんばかりの江澄の姿に胸が張り裂けましたが
原作を読んだときには
さらに深い感慨が押し寄せました
原作では
この場面は3巻12章「三毒」
三毒とは
仏教において克服すべきとされる3つの煩悩
貪(とん)
貪欲に際限なくあれこれ欲すること瞋(じん)
感情をぶちまけること不快なものに対して激しく怒ったり、妬んだり、恨んだりすること不快だといって、みずからがさらに不快感をぶちまけ、周囲をより不快にさせる痴(ち)
無知であること自己弁護に走ったり、常識知らずで自己利益しか考えないゆえに、愚かであること
江澄は魏嬰に叫びます
「お前にはうんざりだ 失せろ」
「どうしてなんだ どうして!? お前は満足だったか?」
「藍忘機と金子軒なんか 死んだら死んだでいいだろう! 死なせておけ! 俺たちになんの関係がある?」
「父上と母上を返せ!」
江澄の
三毒が
爆発
しています
それは江澄にかぎらず
全ての人がもっている
煩悩であり
恐怖と絶望の中で
放たれた本音なのだと
わかります
それを全て
受け止める魏嬰……
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ちなみにこのシーンは
アニメでもほぼ完全に再現されています
この台詞は一字一句変えようがないのだと思います
まだまだ辛い展開は続きます
一緒に見ている旦那さんも今回は
無言でしたಥ_ಥ