30年で子どものIQが「3歳分」も低下した背景事情

 スクリーンから離れると脳はどんどん成長する



2003年に上位10%に入った子どもの中には、1970年代の同じ層の子どもと同じような高得点を取っている子どもはいなかった。

2003年の子どもは、平均して1970年代の子どもよりも3年遅れていた。以来ほかの研究でも、ほかのIQ指標で同様の低下が示唆されている。



子どもの脳を最適に統合するための条件は次の5つがある。 


①慢性的なストレスを避ける 

②十分な休息時間 

③親子の触れ合い 

④刺激を与える時期と量 

⑤体を動かすこと 


これらの要素の多くは、「右脳の機能」に関連している。右脳はよりホリスティックな(つながり・統合に関わる)面を持ち、右脳への刺激は心理的にも生物学的にも私たちを癒してくれるのだ。

絆、運動、創造性、感情、抽象的な思考などは、すべて右脳を刺激し、前頭葉を含む脳全体の統合や、脳と身体をつなぐ助けにもなる。


 一方、左脳は、文字や情報を好む。たとえば、本稿で紹介するエピソードを読むと、右脳がすべてを受け入れて理解し、ドーパミンやメラトニンについて読むと、左脳がその詳細を記憶する。

 一般的に、スクリーンタイムは情報が詰まっているため左脳を刺激しすぎる一方で、右脳への刺激が弱い傾向があり、システム全体が断片化され連携が弱くなる。

神経系の調節が効かなくなってきたら、右脳の活動を重視して軌道修正する必要があるのだ





うちの息子は、タブレット学習が苦手です。悲しい

次々出てくる問題にストレスかかるようです。見る力が弱いのもあり、じっくりみたいのに動く画面が落ち着かない。紙だと見通しがつくし、落ち着いて取り組めます。


下矢印下矢印下矢印まさにこれ!!

子どもの心が「整理されている」と、学校の準備などの日常生活もスムーズに行える。そういった子どもは「きちんとしている」のに対し、整理できない子どもは、「まとまりがない」のだ。


臨床的にも「一体性」は大切なキーワードだ。精神や自我が強く、かつ柔軟であればストレスに耐えられるが、弱い場合は「断片化」する。


左右の大脳半球と体の感覚運動システムがうまく統合されていれば、子どもはたやすく学べ、新しい刺激的な環境で成長し、同期した運動をすることができる。


 しかし、感覚統合機能に障害を持つ子どもは、過剰な刺激を受けて混乱しやすく、効率の悪い動きをし、気分が不安定になる。


タブレット学習によっては、解答するまでの時間制限があるので、あせって考えられなくてイライラして退会しました。おーっ!

うちの息子君の性格には合わなかったので辞めましたが、紙だと親の負担が増えますがコミュニケーションは確かに増えるので、良かったかな?とも思ってます。

ゆっくりでも『自分で解きたい!』と思う2Eタイプは紙学習の方が合ってる気がします。


タブレット学習の時は自分対画面でしたが、紙だと素直に聞いてきます。


最近は、私の真似をして図形問題等はわからなくなると、自分で折り紙やブロックを持ち出して確認してます。ニコニコ


紙学習かタブレット学習かは、家庭や本人の好みだと思いますが、何が合うかは試さないとわからないですね。