【最終話 虹の橋】
ベルは
病院があまり好きな子ではありませんでした。
そして
4年前
ベルが
旅立つ時が来ました。
私は
あえて病院には
連れて行きませんでした。
ベルが
安心できる場所で
過ごさせてあげたかったからです。
食べられるものを
食べさせ
朝と夜には
お尻をお湯で洗い
オムツを替える。
そんな日々が
1ヶ月ほど続きました。
そして
いつものように
「また明日ね。おやすみ」
そう声をかけて
その日は家に戻りました。
次の日の朝
小屋に行くと
ベルは
眠るように
旅立っていました。
でも
体はまだ
温かかったのです。
まるで
私が会いに来る時間を
待ってくれていたかのようでした。
ゴンタも
ベルも
捨てられていた子でした。
もし
我が家に来なければ
もっと短い命だったかもしれません。
でも
私は思います。
私が
この子たちを救ったのではなく
この子たちが
私を救ってくれたのだと。
今でも
時々思います。
きっと
虹の橋の向こうで
ゴンタとベルは
また一緒に
のんびり
過ごしているんじゃないかなと。
そして
いつかまた
会える日を
待っていてくれているのかもしれません。
おわり🌈
