物事は 視点によって全く違って見える
今週のフロイニで エレベーターの話
先日の アルマーニで渡伊した時の事
イタリアでは「閉」がないって話…
確かに せっかちによる”閉”の連打は
見てられへん(笑汗) でも… そもそも
海外のエレベーターは 閉まるのが早いから
長く開けたい人のために「開」がある
一見 海外の方が優しく感じるけど
その部分を切り取って伝えると
誤解が生まれるよね。。ちなみに 日本の
車椅子用の 低い位置に設置されたボタンは
階数を押すと「閉」を押すまで閉まらへん
そこまで細かい気配りしてる日本が
“冷たい” と印象づけるつもりはないと
思うけど 一方から見た思い込みで
誰かの価値観に影響を及ぼす可能性がある
。。言葉を使う職業って 責任が重いね
一方で 私が海外で驚いたんは
(前にも話した) ロンドンでの駅の階段
ベビーカーを押した女性が立ち止まると
別々から通りがかった サラリーマン風の
男性2人が 言葉も交わさず 阿吽の呼吸で
ベビーカーを抱え 上まで運んでいって
何事もなかったように それぞれ別の方向へ
去っていった。。その光景が あまりにも
クールで “流石 紳士の国やなぁ” と
感心した思い出(笑)
日本では 駅のエレベーターやら
点字ブロック… 障害者が 一人で自由に
移動出来る手段は整ってるけど
人々の意識は そこまで高いとは言えへん
一方から見れば 優しく見えても
他方から見れば 真逆の場合もある
グローバルに活躍を目指す彼らにとって
海外は 見るもの全てが 輝いて見えるかも
知れんけど… その裏にある事情を知ると
見え方は また違ってくる あと
「開」と「閉」の漢字が区別つかんからって
OPEN と CLOSE にすればいい.. って
盛り上がってたけど それって
みんな英語が読める前提よね(笑汗)
既存のものを新しくして 世の中を
改善したつもりになっても それは ただ
“利点が入れ替わっただけ”
正に 今のリベラルがやってるのが ソレ