若い頃は “女性も働く時代”とか…

“必ずしも結婚が幸せとは限らん”
とか…そんな時代の
始まりやったから 私ももれなく 
“仕事一筋で生きていく” … って
思ってたけど(笑汗)

転機が訪れたんは 父親が
脳梗塞で倒れた時 ICUに入った
知らせを受けて ふと
“孫の顔も見せてあげられずに
親不孝やったなぁ” と思ったから
(汗汗)

もちろん 親のために 自分の人生
犠牲にする気は なかったけど
丁度 仕事に行き詰まったりして
考え直す キッカケの一つに
なったんは 間違いない それから

ご縁あって 旦那さんと出会い
こんな 自由人な私を
面白がってくれる 奇特な人なら..
と 結婚を決めた

若い頃 夢見た
“価値観が合う” とか “共通の趣味”
とか そんなもんは なかったけど
自分が 自由でいられる事は
第一条件で。。それ以外は
特に 気にせん事にした(笑)だって

全てにおいて 価値観が合うとか
趣味が合うとか… そんな人と
出会う確率なんて
奇跡でしかないし それよりは
絶対 譲れん条件 満たしてくれる
事の方が 堅実やと思ったから

。。。


3年前 思いもよらん 進学校に
入学する事になった 次女(笑)
進路希望 書く時 ホンマにこれで
エエんか 半信半疑やった。。正直
“学歴” とか 全く意識した事ない
人生の中で まさか
学区内 随一の進学校(汗汗)

両親や 娘達の名誉のために
言っておくと。。別に 私自身
勉強が 出来へんかった訳じゃない
ただ “学歴” に左右される
世間への反発心が 人よりちょっと
大きかった気がする(笑汗) でも


入学式 校門の前に 掲げられた
“正解のない未来を切り拓く…”
(ニュアンス)って スローガン見て
この学校への 偏見は変わった

進学校=進学のための詰め込み教育
って 思ってたけど
“勉強=進学のための勉強”じゃなく
“=未来を切り拓くためのスキル”
と 捉える教育

これは もしかしたら
素晴らしい学校に 入学出来たん
かも知れん.. と思った 実際

この3年間は ホンマ
娘だけじゃなく 私にとっても
夢のような時間で… 自分とは
縁遠い世界を知る事は
メチャメチャ 楽しかった(笑)


そんな娘の 卒業式。。
気づいたんは みんな 名前が普通
(驚) 以前 林先生が
「キラキラネームは学力が低い」
って 言うてたんを 思い出した

林先生 曰く
テストの時に 負担になるような
画数の多い名前を付ける親は
勉強とは 別の所に意識を置いてる
(ニュアンス)んやそう


もう一つ 驚いたんは (おそらく)
昭和から変わってないであろう
式の内容。。国歌斉唱に始まり
ちょっと長めの 校長先生の
スピーチやら(笑)来賓者の紹介

最後は「仰げば尊し」「蛍の光」と
校歌 で締めくくり 何十年前の
私の時代と 変わらへん(笑汗)



おそらく これからの時代を
担う人材が 生まれるであろう
このエリート学校を 見てると
“時代をクリエイトする” って事は
何も 「伝統を壊す」って 事とは
違うんやって思い知らされる


わかりやすく 新しいもんを
取り入れると 新しい時代築いてる
ような 錯覚起こしやすいけど..
実際は そんな 単純な事じゃない

地道に 学問と向き合い 研究を
重ねて 創り上げられていくもん
なんやろなぁと。。凡人には
わからん世界 ちょっとだけ
覗かせてもらう きっかけを
作ってくれた 娘に感謝。。

そんな 娘が今日 高校卒業(祝)

何十年前 思い描いてた人生とは
全く違うけど こんな人生も
悪くないと思ってる


。。。


奇しくも 昨日
INI 藤牧くん匠海くんによる
カバー曲..おそらく卒業生に贈る歌

 

 


INI 興味持つ キッカケの一つに
なったんが  この二人によるラジオ

二人の関係性は 全く知らんかった
けど 話す声のトーンから  きっと 
仲良いんやろなぁと 微笑ましく 
印象に残ってた(笑)

藤牧くんは やっぱ こう言う
温かくて ちょっと 切ない歌が
よく似合うし。。

ハスキーな歌声は 普通
色っぽくなりがちやけど
匠海くんの 歌声は どこまでも
爽やかで 青春感がある。。

そんな 仲良し二人の 卒業ソング
こんなん もう泣くしかないやん
(笑照)