「泣かなくていい
泣かなくてもいいよ」
タイトル:flat
著者 :青桐ナツ
ジャンル:日常 ハートフル 青春
出版社 :マッグガーデン
掲載誌 :月刊 コミックアヴァルス
巻数 :全8巻 完結済み
その他 :
・あらすじ
超マイペースな高校生、平介(へいすけ)が面倒を見ることになったのは従兄弟の超忍耐幼児、秋(あき)だった。
自分のためにしか動かない自分勝手な平介が、紆余曲折しながらも秋と関わっていく事で少しずつ変わっていく・・・。
・管理人感想
この漫画は簡単に言えば、高校生が従兄弟の面倒を見るという単純なものです。
ですが、平介や秋は勿論のこと、周りの登場人物達も個性豊かでそんな人達に囲まれて平介が少しずつ変わっていき、平介が変わった事により秋の心も少しずつ成長していくという過程がとても面白いです。
特に子供になれていなくて、子供の扱いに困る平介の姿が、子供が苦手な私としてはとても共感できます(笑)
作中で平介が言っていたのですが、
「別に嫌いってわけじゃないんだよなあ どうやったらうまく付き合えるのか 毎度 考えている」
この心境が分かる人には特にflatを読んでみて欲しいです。
きっと、平介の悩みに共感できて面白いと思います。
1巻の最初の方は、秋がしっかりしているという事もあり、秋を1人家に置いて平介が勝手に出かけたり、秋と一緒にお菓子をつくる約束をしていたのにまた平介だけ出掛けようとしたり・・・
割と酷いです(笑)
平介本人に悪気が無い分、余計にタチが悪いです(笑)
ですが平介のお守り役の友人、鈴木に怒られ自分の非に気づき、そして秋との絆が深まっていく所がとても良いです。
それから、作中で出てきた
「平介は別に悪い奴じゃない 全くの善人じゃないだけ」
という言葉には「なるほどなぁ」と思いました。
確かに、この人良い人だなと思っていても、たまにその人のあまり良くない部分が見えることがありすよね。
その人と長く付き合っていればなおさら。
しかしそれも、全くの善人じゃないだけであってその人が悪い人だという事にはならないんだな・・・と。
そう思えたので、私はこの言葉がとても好きです。
まぁ、平介の場合は最初に悪い所ばかりが目に付くわけですが(笑)
それでも、付き合ってみると意外と悪い奴じゃない・・・って感じですかね。
お菓子くれるし(笑)
しかし、主人公である平介は本当に周りの人に恵まれていると思います。
少し暴力的だけどきちんと叱ってくれる友人、鈴木。
食いしん坊で能天気だけど優しくて友達思いの友人、佐藤。
わるで奔放だけど頼りがいのある先輩。
他にも色々な人達に恵まれているからこそ、今日まで生きてこれたのではないかと思うぐらいです(笑)
そして、平介と並んでもう一人の主人公である秋ですが、本当に我慢の男と言いますか・・・
真面目で、寡黙で、周りをよく見ていて、親や他の人達を困らせないように何でも自分が我慢してしまう性格の男の子です。
平介とは真逆の人間ですね。
だらこそ余計に平介は、秋との関わり方について大きく悩むのでしょうが。
平介はめんどくさがりながらもいつも、秋の事で悩み、答えを出そうとしては堂々巡り。
そんな日常を続けています。
ですが、基本的にはゆるゆるな漫画なので気が張っている人や、何かで悩んでいる人などには逆にオススメしたいです。
何だかflatを読んでいると気分が軽くなります。
かくいう私も、色々考え過ぎて1人脳内で堂々巡りを始めてしんどい時には、flatを読んで気を緩ませます。
本当、flatにはお世話になっています(笑)
flatが気になる方は是非とも読んでみて下さい。
管理人:へえすけ