23日夜公演が舞台装置の不具合で1幕しかやらないまま中止になってしまったので、今日から再開という発表はありましたが、ちょっぴり心配していました。
でも、いつもと変わらない、お客様満杯で無事に昼公演は終わり、なんかホッとしました。
今日は
京本くんとアマデの白石ひまりちゃんの組み合わせは今日が最後だったそうです。(カテコで言っていました)
今日感じたことをいくつか。
まずは、初回から22年ずっとでているヴォルフガングの父役の市村正親さんとコロレド大司教の山口祐一郎さんのパワーある歌唱に感動でした。
お二人共演技もですが、歌がとても良かった。
市村さんの「心を鉄に閉じ込めて」ナンネールと歌う「終わりのない音楽」は衰えない歌声、素晴らしかったです。
山口さんもめちゃくちゃ迫力ありました。ありすぎ、ってくらい。でてくるだけでも体大きいし、声でかいし!どの歌もパワーありました。
終わり近くにヴォルフガングと歌う「破滅への道」もよかったです。
あと、今日すごく思ったのは、アンサンブルさんたちの素晴らしいこと!
早替えも大変だと思いますが、ベテランも多くて、演技も歌も安定していていましたね〜
シカネーダーと踊りながらの「チョッピリ•オツムに、チョッピリ•ハートに」、「ここはウィーン」、仮面舞踏会の「謎解きゲーム」、「フランス革命」、そして「モーツァルト!モーツァルト!」「影を逃れて」などなど。素晴らしいコーラス。大好きです。
人は自分の足で歩いて初めて人間になれる♪
そして、これはあくまで私の感想ですが、ヴォルフガングの京本くんの歌が、ときどき音が外れるのが気になりました。1幕ラストの「影を逃れて」はもう少ししっかり歌ってほしかったな、、
だいぶ慣れてきたと言っていいのかわかりませんが、演技面には余裕も感じました。
コンスタンツェの真彩さんが評価高いのはあちこちで見聞きしていますが、特に二幕では、なんか(ヴォルフガングのせい?)しっかりしすぎ、というか、可愛げがあまりなく、歌はうまいけど、、って見ていました。
京本ヴォルフガングとラストだった白石ひまりちゃん。よく、こんな演技ができるんだろう、と思いながらずっと見ていました。
本当にただ、ただすごい。
(他のアマデも凄いと思う)
ほぼ出ずっぱりで、喋らない分、あの演技はすごいです。
もう一回、古川くんのヴォルフガングをみたかったなぁと思いました。配信で見られるのは嬉しいです。
観に行くのも残りあと1回。
京本ヴォルフガングの見納めです。
何事もなく、無事に千秋楽まで駆け抜けてほしいですね!