贖罪
あたしの隙間は、誰が埋めてくれるの?
あたしの孤独は、誰が満たしてくれるの?
あたしの 闇 は
アルコールも 重低音も
辛かった日を誤魔化すのには、役に立つ。
体 は?
渇きを潤すのは ああ、
肉欲な、のに
髪を伸ばして
嘘を延ばして
涎を垂らして
脚を ひらいたら、
明け方 まで、獣の雄叫び。
月よ
月のひと、よ
まだ、聴いていて
贖罪なら
死ぬほどするから
傷口から、溢れだす
あかい、あたしの温度
囁き、幻の声
ねぇ、あたしの闇 は
尽きることはないのかな
吐いても 叫んでも
いつか枯れたら また澱む。
あなたの心まで
あたしの中へ 静かに埋められたら
きっと退屈で 物足りないのに。
阿呆で愚かな あたしの唇が
あなたに触れたら、震えが止まる。
カートの泣き顔
ラプンツェルの悲鳴
行く末が、自分でも解らないまま
あたしの理想は きっと、
同じ、
土に還りたい
つかまえる
左の髪に、貴方の匂いが残って
朝が来るのは 幾つに成っても憂鬱で
あたしの闇を吐き出したら
きっと 空が闇に染まる。
駄々をこねる みたいに
言葉が欲しいって、泣いた
愛してる も
待っててね も
煩い位、囁いて欲しいんだ。
壊れそうなあたしの、
微かな拠り所。
あなたの 声
胸で眠る夜や 心臓の音
頬をなぞる指
背中に口付け
果てる刹那の 呻き声、すらも
あたし を、繋ぎ止める鎖。
いつか朽ちたら
あなたのかけらに成りたい
いつまでもいつまでも
傍に居られる よう、に