どうも。

 残暑厳しいです。

 「9月になったのに、いいことなんかありゃしない」

 今日紹介するのは、こんな歌詞が響くアルバム。

楽しい夕に/EMIミュージック・ジャパン

¥2,000
Amazon.co.jp

 ご存知、清志郎率いるRCサクセションの2ndアルバム。ビッグなバンドになる前の、ちょっとフォークっぽい頃のアルバム。アシッドォークって言うのかな、楽しいような悲しいような不思議な雰囲気の音。まさに今の僕の好きな音。

 僕は、RCというか清志郎の音楽を初めてまともに聞いたのがこのアルバム。当時、Snoozerって雑誌を読んでて、「日本のロック・ポップアルバム」の特集をしていて、そのランキングで一位を取ったのがこのアルバム。

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↑ わたくしのバイブルだす

 ちなみにトップ10・・・。

①RCサクセション/楽しい夕に
②ローザ・ルクセンブルク/ローザ・ルクセンブルクⅡ
③フィッシュマンズ/空中キャンプ
④村八分/ライヴ!
⑤中村一義/太陽
⑥ボアダムス/SUPER ARE
⑦岡村靖幸/早熟
⑧ローザ・ルクセンブルク/ぷりぷり
⑨コーネリアス/ファンタズマ
⑩ソウルフラワーユニオン/エレクトロアジールバップ


 で、一聴して清志郎のイメージと違うなと思ったけど、これははまりましたね。今聞いても、聞き込める感じ。


↑ めっちゃいいなあ・・・。

 Snoozerの編集長の一言レビュー
今、こんな両義的な歌詞を書ける人がどこにいる?「ぼくのまわりにかわいそうな人が おおぜい集まった 君もおいで 君だけじゃないんだよ」。ここには悪意と慈愛の両方がある。本作の言葉の大半は、決して額面通りには聞こえない。「信じない」という断面からは疑心暗鬼が零れ出し、「友達が集まって来るかもしれないね」という言葉から伝わってくるのは、そんなことはもはや二度と起こらないという悲しみだ。「君はいつもぼくを愛してる」という叫びからは、君の不在だけが浮かび上がる。喪失と落胆の洪水。狂おしく、張り裂けそうなソウルが詰まった、いまだ誰も超えることのない永遠の金字塔。


 そして、そのSnoozerって雑誌なんだけど、雑誌はもう終わったんだけど、「Club snoozer」ってのはまだ継続してるんです。

 で、見つけました。京都音楽博覧会終わった後にあるみたいです。これ行ってこようかと思ってます。楽しみや~!


SECOND ROYAL × CLUB SNOOZER

21:00~

SPECIAL GUEST:Turntable Films
/ CRYSTAL(TRAKS BOYS / (((さらうんど))))
CLUB SNOOZER ACTs: 田中宗一郎 / 田中亮太
SECOND ROYAL ACTs: HALFBY / Handsomeboy Technique
/ Tomoh / 小堺彰夫 / 小野真 / 小山内信介