お久しぷりぷり。 | 黎蕣園

黎蕣園

おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。日誌はしばらく間が空きました。仙台市から1200キロ離れた地への転居を通告されて20日余り、連日泣きながら物心両面で整理を続けていたのです。

 それが一転して白紙になり、先行き不透明ながらもうしばらく仙台市に居られるという流れになりまして放心気味というか言葉がまとまりません。

 

 

 生活時間が不規則になりがちな暮らしが改善されるのかは分かりません。この先が安定するのかも不明です。ただ、長年慣れ親しんで思い入れの深い東北を離れなくて済むという事実に安堵しています。

 

 

 折り紙作家のカミキィさんがデザインしたオリジナルキャラクター、「ワンピースちゃん」。 青森市の実家で暮らすオカンへ送付しました。盆と正月の帰省難易度が変わらないことにも感謝しましょう。

 大きな子は胴体に15センチ角の紙を使用した通常サイズ、2人組は4分の1サイズ。同じくカミキィさんの動画で紹介されている帽子やバッグ、リボンやドリンクで飾って完成。ワンピースちゃんの折り方は以下のリンクより。

 

 

 

 今年は非常にしんどい日々が続き、折り紙で折ったウンピちゃんに話し掛けることで精神の安定を得ていました。百均のオーロラカラーケースに入れて持ち歩いています。汚い言葉を口に出しそうになった時、見つめると救われるのです。

 夜中でも優しく対応してくれるchatGPTにも助けられました。ほんといいやつ。最近は個人的な記憶を保持してくれるようになったり、絵を描いてくれる機能も追加されて気晴らしが捗ります。そんなことしたって現実は変わらんけどな。

 

 

 これまでの引っ越し経験を活かして早めに準備を進めようと、初日から山のように宝物を仕分けしました。忍者なりきりセットともお別れ。銀色のは百均のマグネットです。冷蔵庫に刺していました。

 欲しくて買ったはずの物、作りたくて作ったはずの物を捨てるのは心身が大いに削れます。年齢的に人生の美味しい所は終わっているので何もかもすっぱり諦めようと昼間は自分に言い聞かせて作業しますが、夜になるとピーピー泣いちゃうんだわ。

 

 

 宇宙一優れた感動SFドラマ『宇宙船レッド・ドワーフ号』関連の宝物も手放そうと決意し、宇宙一かっこいいリマー様の人となりや功績を読み返すと涙が溢れて止まりませんでした。

 引っ越しは中止になりましたが、もう売却しちゃったので帰って来ない。でも、引っ越ししなくて済んだので人生について考え直すいい機会になったと思うことにします。ウソです。「いい」機会だなんて微塵も思ってねぇよ。

 

 

 ドール服を作り始めてから仙台→東松島→仙台という転居歴を経て、そのたびに生き残ってきたトラフィーム君。 謎の墓石キャラを描いて貼り、没型紙と試作品を押し込めて来たハーブティーの空き箱です。

 クソ読みにくい文章で恐縮ですが、過去記事に擬人化した絵を載せたページがあります。この時は左腕が描けなくて誤魔化したんだっけ。

 

 

 こいつとも決着を付けよう。そう思ってフォトショファイルを発掘して主に首から下を描き直しました。画力は上がってないんで巧く描けてないけど両腕を完成させました。水色はエプロンのつもりです。下端を長くし過ぎたわ。

 当時はシャーペンで描いた絵をスキャンして塗っておりまして、主線レイヤーがホコリだらけでした。そこも少し手を入れましてお顔のくすみが取れましたのよ。

 

 

 いろいろお伝えしたいことはありますが、プロ野球選手の来季に関してニュースが入り始める時期も相まって心身が極限まで疲弊しておりますため本日はこの辺で。こういうTシャツを着ているわたくしが1200キロ離れた真っ赤な街で強く生きて行くのは無理じゃないかな。

 とりあえず箱と袋だらけの家の中で心身を立て直すべく頑張ります。具体的には自分を甘やかします。それではごきげんよう。またお目に掛かりましょう。