まだまだ続く台湾ごはん熱。 | 黎蕣園

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おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。前回の雞肉飯(ジーローハン)に続く台湾ごはん作りレポートです。

 

 

 テキストは沼口ゆきさんが著した台湾ごはんのテキスト、『おうち台湾菜』。料理の仕上げにかけることが多い醬油膏(ジャンヨウガオ)の代わりになる、とろみじょうゆのレシピが掲載されていました。簡単に作れて冷蔵で1週間保存可能です。しばらく台湾料理三昧となります。

 

 

 朝食として登場する蛋餅(ダンピン)にトライしてみました。甘くないもちもち生地です。フライパンに引く油の量が足りないのか、温度に問題があるのか、巧く焼けずに丸まったものにとろみじょうゆをかけてもぐもぐ。

 少し考えた末にクッキングペーパーを敷いて焼いてみました。フライパン一杯に広げても縮むね、これ。

 

 

 スタンダードなアレンジ、たまご。小葱を入れた薄焼き卵が固まりきらないうちに蛋餅をかぶせて巻きます。冷めても美味しい。

 

 

 テキストで紹介されていたとうもろこし蛋餅。もちろんとろみじょうゆを添えて頂きます。後から思い付いた都合でレシピとは違って完全に裏表をしっかり焼いてからコーンを乗せたため、どこもくっつきません。コーンごと切り分けるのは難しいです。途中で諦めました。

 

 

 台湾おこわ、油飯(ヨウファン)。一般的に炊き込んで作るメニューですが、混ぜ込む手軽なレシピに変更されています。

 もち米は高いんで普通のお米でいいですか。更にどんどん自己流というより適当になって行きます。

 

 

 4月末の岩手行きの折、宮守の道の駅で干し椎茸を購入しました。これまでスーパーを数軒回った末に高価だから生椎茸でいいやなどと言い放っておりましたが、そこだけは悔い改めたのです。

 そう言えば社名が代わるという理由で4月末に取り上げられた保険証、新しいのがまだ来ないんだけどどうなってるんだろう。鼻毛燃やして切り落とした椎茸の軸をハナンナにねじこんでやろうか。

 

 

 干し椎茸、生姜、桜えび、レシピにはない小葱、代打の代打でフライドオニオン。本場では紅葱という小さな球状の葱を揚げた油葱酥(ヨーツォンスゥ)を使いますが、その代わりとしてテキストで紹介されているベルギーエシャロットの代わりです。そんなハイカラ野菜を扱っているお店は地平線の向こうにしかありません。

 

 

 それらにしょうゆを揉み込んだ豚肉を加えて炒めます。ちょこっと五香粉を入れときました。炊きたてごはんに混ぜ込んで完成。

 均一になるまで執拗に攪拌せず、白いところが覗いているくらいで充分だそうです。複数の旨味の塊が入っているから美味いに決まってるよね。彩り出演はブロッコリーのスプラウト。

 

 

 ラストは豆乳のスープ、鹹豆漿(シェンドウジャン)。具材と酢に温めた豆乳を注いでふるふるさせます。このレシピでは黒酢。

 

 

 作例では油條(ヨウティアオ)という細長い揚げパンが入っています。フランスパンをごま油で焼いたり、バゲットを油で焼いたもので代用するそうです。宮城人らしく『喜多屋』のまめ麩をそのまま入れとこう。ザーサイは他の料理でも使いたいので調達しました。黒酢はないので普通の酢。

 

 

 ラー油を垂らして完成。美味しいです。

 

 

 以上、とろみじょうゆを準備した流れで幾つか台湾料理に挑戦しました。今後も美味しい台湾ごはんを作れるよう学んで実践しようと思います。本日はこれにて。またお目に掛かりましょう。ごきげんよう。