スピリチュアル業界では、

  悪靈などと言っては、

  浄靈します!徐靈します!と言って

  不安を煽る方がいるでしょう。



  そして自分の人生がうまくいかない

  ことを、見えない悪靈などのせいに

  している方は、

  そのような靈能者と自称する方と、

  結果、縁が繋がるのかな?


  そのようにも感じています。


  結果から話せば、

  それを悪と観るならば、同時に

  自分の内側の悪を観ているのです。


  もっと言うと、悪靈と見なす本人が

  悪靈のようなものです。


  なぜならそれをも自分です!



  私は、幼い時からですが、

  特に13歳から30歳前半(20年前)まで、

  皆さんで言う悪靈と言う存在達から

  話しかけられたり、感じたりと

  凄まじくやっていた時がありました。


  また、悪靈と言う表現よりは、

  未成仏靈と表現した方がよいかなと・・・


  エネルギー的に言えば

  残留思念、やはり想いのエネルギーです。

  
  私はとある日から、見方が変わり

  ました。


  高校生の時に、親友がバイク事故で

  亡くなってからです。



  ある日その友達が現れて、

  これを皆さんで言うお化け状態なの

  でしょうか?


  その時、テレパシーですね、

  「なぜ、まだこちらにいるの?」

  バイク事故で亡くなった友達に私は

  聞きました。


  すると、

  「僕が死んだのはわかっているよ・・・

  だけどね、お父さんとお母さんが

  あまりに泣いて、苦しんでいるのが

  心配なんだ。苦しませてしまったことが

  申し訳ないんだ・・・

  だからとどまっているよ。」


  そして私は親友に、

  「そうなんだね。気持ちがよくわかる・・

  わかったよ・・・」


  そのやり取りの後、消えました。

  これを皆は悪靈とか、未成仏靈とか

  お化けとか言うんですよね・・・


  本当はなのに・・・

  

  その後しばらくして、

  バイク事故で亡くなった親友のご両親の

  家の仏壇に手を合わせに行きました。


  その時、親友のお母さんと話をしました。

  親友のお母さんから話された

  言葉達を今でも覚えています。


  「うちの息子を跳ねた車の運転手は

  息子と同世代です。知ってますよね?

  自分の息子を殺した人間を、

  交通刑務所に入れようとしました。


  だけど、それをする事が

  出来なかった・・・・・」



  泣き崩れながら、親友のお母さんは

  話を続けました。


  「その人間が、私の息子のようにも

  感じるのです。そして、うちの息子も

  もしかしたら加害者にもなっていたかも

  しれないんです・・・


  そして、息子を跳ねた男の子を

  交通刑務所に入れたら、うちの息子は

  被害者になります。


  そして跳ねた男の子は加害者になります。



  息子を被害者にしたくなっかった・・・


  そして交通刑務所に入れても

  息子は帰ってきません。



  そしてなぜか、息子を跳ねた人間も

  私の息子のように感じるのです・・・

  


  息子に会えないのは、もうここに

  いないのは、正直苦しいです。




  でも全てを許しました・・・・・」



  親友のお母さんから出る言葉に、

  私は絶え間なく涙が溢れました。



  苦しみと同時に、それとは相反する

  菩薩のような神々しさを感じたから

  です。



  今私には、車もバイクも乗る息子が

  いますが、この親友のお母さんの

  ような心の態度で在ることが、

  いったい今の私に出来るだろうか?


  バイク事故で亡くなった親友の

  ご両親は言葉で表現できないほどの

  靈性の方です。



  それから一年ほど時が経過し、

  バイク事故で他界した

  親友の命日の日に、

  再び私の前に親友が現れました。


  「いろいろありがとう・・・


  もう僕いくよ・・・」



  その声と、ニッコリ笑う表情と共に

  強い光を放つ粒子のビジョンの中

  溶けていきました。



  悪靈も、未成仏靈も、何すら

  自分です。


  これは親友だったからでしょ?と

  言われるかもしれませが、

  このようなエピソード

  体験はたくさんあります。


  どんなおどろおどろしい形相で

  現れる靈を観ても、

  本当は苦しかった、心配だった、

  悔しかった、辛かった、後悔がある

  わかって欲しかった、

  悲しかった、やるせなかった、


  大好きだった、愛していたから・・・



  肉体を脱いだだけで、なんら

  私達人間と変わりません。



  全ては自分の内側の現れであり、

  それに共振したものを認識しています。



  つまりは、他者も私ならば、

  お化けも私です。



  私はある日から、

  認識が変化して、どんな形相で

  現れる靈を観ても、

  悪とも怖いとも想いません。


  なぜなら、そうなる背景を

  観て、共感するからです。


  私もこんな経験したら、

  もっと凄いお化けになるかも

  しれない・・・



  辛かったんだな・・・・・と・・・



  そんな心持ちで、聴くと

  顔付きが穏やかになったり、

  急に咽び泣く靈もいたり、

  また、旅支度に着替えて

  お礼を言いにくる靈さんもいました。



  見えるもの、見えないもの

  自分の心の愛で接すれば

  愛が還ってきます。


  
  全ては愛ですと経験から

  私は言えます。



  もし、スピリチュアル業界で

  よく言う悪靈がいるならば、

  それを認識する本人の内側の悪の現れです。

  悪と見なす心が、悪靈と捉えるのです。


  私が靈や、未成仏靈を認識したのは、

  自分にも、そのような想いが内側に

  あって認識していたと認めています。


  だから怖いとか、ありません。

  それをも私ですから。



  そして、その存在達にも

  愛を持って接しました。


  自分の闇に光を灯し見出だすのと

  同じように・・・



  そんなことしていたら、死ぬよ!と

  自称靈能者達に言われましたが、

  そして、何時何時死ぬよ!あなた!

  とまで言ってきた靈能者もいましたが、

  ずいぶんと言われた年齢より

  長く生きています。


  時にテレビ番組で有名な靈能者や、

  書籍を出したりしている靈能者に

  直接会ったりしましたが、

  悪として、敵として観てるんだなと・・・

  もしくはテレビ的演出も

  あったかもしれませんね・・・


  その方の内側の悪が、否定的要素が

  そう映し出すんだと・・・


  それをも結局自作自演なんですよね。



  アインシュタインはこう言います。

  愛は神だ!神は愛だ!

  と・・・


  私が全ては愛から生まれている

  それを腑に落とす一つとして

  今思えば、お化けさん達が

  私に教えてくれていたことに

  感謝しています。



  どうぞ一部分を切り取らずに、

  背景に寄り添う優しさと、

  愛の意志を持つならば、

  全ての事象、対象を光で照らして

  行けるでしょうキラキラ





  
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  愛と感謝の中でキラキラ