前々回「出力制御と代理制御調整金の徴収」について書いたが、影響は、もっと大きかった。
調べてみたら、関東では、太陽光発電の出力制御は、3/1に初めて実施され、以後3月は4回(計5回)、4月は6回、5月は9回も行われていた。
つまり、3.4.5月に実施された出力制御による代理制御調整金の徴収は、売電売り上げの6.7.8月分から行われる。
実際今月の7月分の売電結果(6月中旬から7月中旬の期間)が電力会社から報告されているが、4月分の出力制御による代理制御調整金が徴収されていた。
来月8月の売電収入からも5月の出力制御による代理制御調整金が徴収されるが、5月は出力制御の回数が多いので、かなり徴収されるかもしれない。
重要なのは、徴収金額。
算出方法は独特で、清算比率が3月は1.53%、4月は2.2%となっているが、この比率を使用して非常に複雑怪奇な計算方法で算出され、全く理解不能。
特に金額は小さいが、「代理制御分解体等積立金」というのも徴収されていて、なぜここに出てくるのかも解りません。
実際の徴収金額は、3月分は、約2-3000円/基だったが、4月分は、3-6000円/基と増加。
今のところ、6月、7月の出力制御の実績は、無いようである。(出力制御の有無は、でんき予報サイトをご覧ください。)
これまで利回りが良く、安定した投資と考えていた太陽光発電投資は、今や政府や電力会社に完全に主導権を握られて、問答無用で利益を吸上げられてしまっている。
加えて、太陽光発電所は、稼働後10年経過すると廃棄等費⽤積⽴制度が強制的にスタートし、売電額の1%前後が代理制御調整金と同様に、売電金額から自動徴収(こちらは定期貯金のような積立方式)されてしまう。
投資で一番重要なCash Flowが益々減ってしまい、逆にストレスは、爆増しそうで、太陽光発電事業は、健康的な投資では、無くなってしまった。