"精神疾患と睡眠の密接な関係について、最新の研究から驚くべき事実が明らかになっています。ペンシルバニア州立大学のフェルナンデス・メンドーサ博士による研究によれば、7年半にわたる調査で、睡眠状態とうつ症状の関連性が浮き彫りになりました。良好な睡眠状態を保っている人々ではうつ症状が6.3%に対して、不眠症状がある人々では36.6%にも上ることが判明しました。また、睡眠負債の状態では、うつ病になるリスクが6倍にも跳ね上がるという報告もあります。

カリフォルニア大学のアリソン・ハーヴィー博士の研究では、精神疾患を抱える患者の睡眠の量、質、規則正しさの改善が効果的であることが明らかになりました。睡眠時間とうつ症状の関係に関する日本人24,686人の自己評価による調査では、7~8時間の睡眠が最もうつ症状が少なかったとの結果が示されました(J Clin Psychiatry67(2):196-203,2006より引用)。

さらに、気分障害(双極性障害を含む)の推計患者数と平均睡眠時間の推移に関する報告から、気分障害(双極性障害含む)の推計患者数と有識者(15歳以上)の平均睡眠時間の推移(1996~2011年)の調査結果では、平均睡眠時間が455分から445分へ10分減少と患者数4万人増加が関連付けられることが示されました。これは厚生労働省の平成29年患者調査の概況及び総務省統計局の「社会生活基本調査」のデータから明らかになったものです。

これらの研究・調査結果は、睡眠が心の健康に与える重要な影響を示しています。心の健康を考える上でも、睡眠習慣の見直しが重要であることを読者の皆さんにお伝えします。

 

 

これらの情報は、睡眠と栄養に関する知識を広める一環として提供しています。

 

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栄養睡眠カウンセラー(日本栄養睡眠協会認定)

腸内環境アドバイザー(同上)
    
               小西 悟
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