クラス替えやり直し
2024.04.05
滋賀の中学校で、３年生１１クラス、３８１人のクラス替えをやり直すという、前代未聞の事態が発生した
始業式の８日は３年生を臨時休校とし、１１日まで旧のクラス編成で授業を受けた。
再編したクラスは、最初の発表日（５日）から一週間遅れとなった。
「人間関係の問題」で、同じクラスにしてほしくないと言っていた声が配慮されていなくて、トラブルとなったらしい。
三年生の子供達全員に状況を聞いて、徹夜の状況でクラス替えをやり直したそうです。
私はこの話を身近に聞いて、昔経験したある状況を思い出した。
私の小学校の頃の出来事ですが、みんな平等であるという先生の強い意識がはたらいていて、運動会の昼食は当日全員がいつもの通り教室での食事でした。親がいない子供さんのことを配慮してのことだと説明を受けた。徒競走での着順はナッシングでした。
しかも走るメンバーは可能な限り同じレベルのメンバーなのだ
あるとき、足に障害のある子に、君は足にハンディがあるので、みんなより前から走るように私の目の前で言ったのだ。その男の子はブチ切れて、必要ありませんと怒り狂った
私は会社で人事関係の仕事をしていたのですが、就職関連の場面で母親の顔か見える子供、つまり子離れをしていない母親子供は、１００％の確率で１年以内にやめる。人間関係のトラブるを起こすでした
学校の正義の味方対応は正しいのだろうか
クラス替えの時、学校は成績もスポーツも平均になることを最重点に
しているのです。人間関係はさほど考えていない。
そんな難しいことを考えずに単純に成績別クラスにしたら子供達にも日本のためにも間違いなくメリットがあるのでしょうが、先生の負担が平等でなくなるという大きなデメリットが起きる。成績の悪いクラスを誰に任すかと言う権限は今の校長には難しいんだろう。
でも、私が一番心配なのは、子離れしない親のことです。中学三年生は子供が親離れをしていく時期なんです。そのチャンスを逃した場合の結果が大変心配です
該当の子供さんたちに直接聞いた話では、
再編成前に発表されたクラスの方が良かったとみんな話をしていたらしい。
ですが、この騒動直後に新しいクラスでの修学旅行があったのですが、楽しかったとのことでした
人間の心理は色々と複雑なんですね
