神主講習会参加
現在、私は地元氏神様の神主をしております。
神主専業の方は遠い昔におられなくなり、町内の家の順番制となっている。正月や祭り他、重要な時のみ専門の神主さんをたのんでいる。近隣の町も似たような状況にいあるので、この神主さんはいくつもの神社を兼務している。
なので、私のようなにわか神主の講習会をしてくれるのです。
コロナ禍、三年ぶりの開催です。従って、私は講習を受けても年内で交代なんです
参拝の仕方。
お供えの仕方。
お辞儀の仕方。
御幣の作り方。
お供えの並べる順番・向きや、お辞儀の角度(3種類ある)や玉串奉奠の作法、などなど事細かに習うのですが、「私どもの神社にそのような風習はありません」と言い切る受講者の方もおられた。
私が自治会長の時、神社行事の超大胆な改革を実施した時、近隣や町内の歴史を調べると、明治維新後・戦後・高度成長期に大きな変動があることがわかりました。つまり、大昔からのしきたりなんて、実にあてにならないことがわかってきました。
また、基本前年通りを守ろうとするのですが、誰かが何か違うことをすると(お供え物が一品増えるとか、行事が一つふえるとか)、それが前年通りとして残るために基本なんやかんやと増えていくことが多いんです。
仏教は、教祖のお釈迦様が解いた教えに基づく経典・教義があるのに対し、神道には明確な「教え」がない。
神主の仕事は「掃除に始まり掃除に終わる」でした。
松尾神社
東近江市の中心、近江鉄道・八日市駅のすぐ裏手にある神社。
御祭神;大山咋之神
配祀神;市杵嶋姫命
御神紋;左三ツ巴
玉串奉奠
神道の神事において神前に玉串を捧げる儀礼の作法を学んでいるところです。
玉串奉奠は、葬儀や結婚式、お宮参り、七五三、地鎮祭などの神道の儀式で行われる神道において重要な儀式です。
神式の通夜や葬儀・告別式は「神葬祭」と呼ばれ、故人への哀悼の意を表すために玉串奉奠を行います。神式は今までに一度だけ経験しました。
枯山水庭園
安土桃山時代の作庭と伝わり、その石組の豪勢さと規模の大きさは
武家の関連したお庭だと想像できる
足利義昭が京を追われ近江国の佐々木義賢を頼った際に、この地に迎え入れるにあたって義賢の命で築庭されたと伝わる。
確かに、一乗谷朝倉氏遺跡の庭園群と似ている
八日市
聖徳太子の時代から毎月「八」の付く日に市が開かれていたとされ、それが地名の由来となった。
御代参街道と八風街道が交わる交通の要衝で、周辺の農村地域を商圏とする市場町として栄えた。
2022.09.24 滋賀県東近江市八日市松尾町2−3