アートなお寺です
山門の紅葉が一番きれい
この風情がたまらんのです
安楽寺(アンラクジ)
春と秋の週末に一般公開している。
浄土宗の単立寺院です。
仏さまのみ教えに触れていただきたいという願いを込め、本堂で30分おきに約10分間、寺の由来やお木像の説明をしている。
有名なのは、毎年7月25日の「中風まじない鹿ヶ谷カボチャ供養」です。
紅葉の名所としても知られる。
赤、緑、黄のバランスがいいんです。
悲しき歴史を持つお寺なんだ
後鳥羽上皇、法然、親鸞が生きた時代=平安時代から鎌倉時代へ移る歴史の転換期に安楽寺も巻き込まれたのだ。
後鳥羽上皇の女官、松虫姫(19歳)と鈴虫姫(17歳)は、法然上人の弟子住蓮房・安楽房の二人の僧から念仏の教えを拝聴し感銘し、密かに出家した。
これに上皇は激怒し、二僧を斬首
法然上人は讃岐へと親鸞聖人は越後へ流刑に処しました。
その後、両姫は瀬戸内海の小島で生涯を終えました。
両上人亡き後、「鹿ヶ谷草庵」は荒廃しましたが、流罪地から帰京された法然上人が草庵を復興「住蓮山安楽寺」と名づけた。
山門
2018.01.25午前6時10分ごろ、安楽寺の庫裏が全焼した。
佛足石
釈迦の足跡を石に刻み信仰の対象としたもの。
古代インドでは像を造る習慣がなかったようなんです。
つまり、大昔、仏様は像の中にはいなかったんです。
私は、今も仏様は像の中にはいないと思っている。
仏様は、人の心のなかにおられる。
くさの地蔵
皮膚病や腫瘍平癒にご利益があると信仰されている。
縁 えにし つながり
緑がぽこぽこ
本堂
さりげなく アート
客殿「椛 momiji」を、お寺の中のフリースペースとして広く開放している。私の参拝した日は、ヘザーブラウン(ハワイ在住のアーティスト)の作品展示と本人も来るらしかった。
の寄り道。
2016.11 京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21