心の安らぎを求めに行きます
修学院離宮、曼殊院、圓光院そして詩仙堂
和の世界、詩の世界が集まっている
英国王室チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が訪れた
詩仙堂(シセンドウ) 日本庭園!
宗派;曹洞宗
本尊;馬郎婦観音(めろうふかんのん)
所願成就・学業成就に御利益
創建;1641年
開基;石川丈山(徳川家康の家臣)が隠匿のために建立した山荘
曹洞宗大本山永平寺の末寺
春 山桜、サツキや青もみじ
夏 ハナショウブやキョウガノコ
秋 紅葉、ススキやシュウメイギク
冬 静寂の雪景色など
「そうだ京都、 行こう」でポスターに選ばれるなど人気がある。
正しくは「凹凸窠」(おうとつか)であり、でこぼこした土地に建てた住居という意味らしい。
だが、中国の詩家36人の肖像を掲げた詩仙の間を中心としているところから「詩仙堂」とよばれているらしい。
詩仙の間には狩野探幽、狩野尚信、兄弟筆の中国三十六詩仙の肖像に石川丈山がそれぞれの詩人の詩を墨書した額がある。
中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせている。狩野探幽の凄さを感じとることができました
庭は普通でした。
詩仙堂の入り口
「史蹟詩仙堂」の碑
どうだ
京都だ
小有洞の門
よくよく見ると実に質素な造りなんです。
これが、わびさびの世界でしょうか。
山門からの参道
京の小路、これが京都だ、まいりました
老梅関の門
簡素でありながら、控えめでありながら、門を演じている。
よく見るとかなりへんてこりんな窓枠なのに、周りに溶け込んでいる。
大きな目でこちらに笑いかけているようにも見える
岩に向かって何かが泳いでいるように見えませんか?
ワイワイと語りながら泳いでいる幸せ家族のようです。
ちゃんとしていない安上がりの手すり
杭を横にしてあるだけですよね
なのに、ちゃんとした手すりより主張している。
ふしぎ
今にも壊れそうな袖垣
バランスが良いようで悪いようで
ふしぎな風情に、まいりました
真っ赤でない散り紅葉、ここにも風情がある。
日本人て凄いと思いませんか
詩を言葉で表現するよりも、庭で表現している。
ししおどし
庭には、ししおどしの音が響く静寂の世界がそこにはあった。
心を落ち着かせているとき、竹の音が響きわたり、とても風情があります。
日本で始めて「ししおどし」が作られたらしい。
鹿や猪が近寄らないための工夫だとは初めて知りました
ドキドキする!
歩いて直ぐの圓光寺(リンク)超々お奨めです。
2005.05 京都府京都市左京区一乗寺門口町27