(※ 前回の続きです)



最悪な気持ちのままで突入した週末。


今や、どうやって過ごしたのかさえ覚えていない。

スマホのカレンダーを見返してみると、


電車見学

コートジボワール戦の観戦

・・・とある。

いずれにしても、何も手につかなかったことだけ、覚えている。



そんな落ち着かない土日に、息子がマンガを持って父のところにきました。

こんなことって、めずらしい。


どうしたの?


息子
「これだよ!これをやられたの!!」


なになに??





[引用元: NARUTO 65巻より]

大人が、左拳で、子供の頬を殴っている場面。

おいおい。

完全に「殴られた」ってことじゃない。


少なくとも息子にとって、100%「殴られた」と感じられるような体罰を受けたことは確か。


そして、息子は、2度、3度と、父に同じことを言ってくる。


まるで、

「お父さん、わかってよ!」


と訴えかけているかのように。



ふつふつと、怒りが沸いてきた。



もし担任の先生が、

・言い逃れをしたり、

・ごまかしたり、

・やり過ごそうとしているのだとしたら、


そこはきっちり話し合い、明らかにしなければならない。

もし明らかにできないとしたら、管理職の責任として、学校としての事実認識も問わなければならない。



週末、ゆっくり休んでいる場合じゃない。



まずは、今回の経緯の詳細を、文書にまとめなければ。

そして、学校への要望事項を、具体的に書かなければ。

大事(オオゴト)にしないと、学校には動いてもらえないかもしれない。

時間ばかり浪費するわけにはいかない。

今回の事故を、「一教師の、一度きりの、誤った行動」で済ませるわけにはいかない。



陰にひそむ、巨大な「社会の闇」…みたいな何かを感じる。

そこに、向き合っていかなければならない。



週明けの月曜の朝、文書とマンガを持参して、再び学校へと向かった。




NAOTO