50代女性

登山での下山時に、雪の上を簡易的なそりで滑っているときに、足の外側に引っ掛け捻挫。

通常よくある捻挫と、反対のほうへひねる。

受傷後、1週間程度で訪れる。

整形を受診、レントゲンでは骨折はなかったという。

 

なんで整骨院ではなく、当院に来たか不明。

施術して終わった時には、痛みは引かずにまた足を引きずって帰る。

顕著な効果は出なかった。

 

その後この女性の紹介で、登山仲間の人が紹介できた。

その人によると捻挫が、良くなったという事でした。

 

捻挫の女性、1週間後に再来院。

ある程度は普通に歩けるようになってましたが、踏み台から降りるときに痛みがある。

屈伸も、まだ痛みがある。

伸展で甲を伸ばしても、痛みはある。

通常の方法では全部取り切れなかったので、さらに見ていくと足の甲全体にも張りがある。

指も伸ばすと痛い。

関節だけでなく、足の甲全体に強い拘縮が見られました。

そこを緩めると、不思議なくらい改善した。

硬いところを緩めたので、だいぶ痛がってました。

屈伸も楽になり、踏み台降りも楽になりました。

 

山登りを控え早く治したくて、来たのだと思います。

保存、安静だけでは、ここまで早く治らなかったと思います。

あまりない症例でした。