先日
母の誕生日だった。
今年は会いに行って
お祝いしよう!
というわけで
誕生日当日実家に行った。
いつも実家に行くと
まずはお仏壇に行き
御先祖様にご挨拶をする。
1年ぶりくらいに行ったのだが
お仏壇にあの子の写真が飾られていた。
ああ、そうか
そうだね
死んじゃったんだもんね
だけど御先祖様たちといっしょに
いるのかな。
どうか今は安らかに
向こうで過ごしていることを。
御先祖様たちに
お願いしてきた。
もしどこかでひとりでいたら
いっしょに連れてってほしい。
何も心配しなくて良いから
自分の好きな道に行くようにって
どうか連れてってほしい。
どうか
どうかあの子を
よろしくお願いします。
あの子はもう生きていない。
わたしには見えない所に行ったのだ。
だけど、
あの子はいつもわたしの中にいて
決していなくならない。
ただ見えないだけ。
会えないだけ。
返事がないだけ。
あの子の30年の人生。
わたしはほとんどそばにいられた。
あの子の心の中の苦しみは
少しはわかっていたつもりだったけど
死ぬほど辛かったなんて
気付きもせず、
わたしの最期は
息子二人に看取ってもらうつもりだった。
わたしの喪主は
長男だと思っていた。
まさかわたしが長男の喪主になるなんて
考えたこともなかった。
死にたい、死にたい
と思いつつも
人生いろいろある中で
結果的に死なずに
長生きしてくれる
と思っていた。
だけどあの子は死を選んだ。
ひとりで悩み
考え
絶望の末
やり直す気力もなく
この人生を終わらせた。
もし生まれ変われるなら
何歳に戻りたい?
3年前くらいにあの子に聞いたことがある。
何歳っていうより
今の記憶を持ったまま
生まれ変わりたい。
そしたら、あの時この選択をして
こうなったから
今回はこうしよう!
とかわかるじゃん。
だから記憶を持ったまま
生まれ変わりたいんだよね。
じゃないと結局何度生まれ変わっても
同じだと思うんだ。
そう言っていたけど、
記憶持ったまま
また誰かの子として
生まれ変わって
次は長生きしたい!
って思える人生を送ってね。
またイケメンで生まれてきてね。
長男はわたしが言うのもおかしいが
本当にイケメンだった。
山田涼介くんみたいだった。
今もCMとかで見ると
心がぎゅってなる。
周りからはイケメンだったのに
ほんともったいないよね
とか言われる。
ほんともったいないよね。
けどまたイケメンさんで
生まれてくるよね。
会いたいよ。