2024年5月19日(日)

夜、家に帰ると夫が寝込んでいた。

トイレに入ると血だらけで、すぐに救急車を呼んだ。

意識レベルもあやしく、質問をしても変な回答がかえってくる。

専門用語でせん妄と言うらしい・・・

 

正直、夫の体に何が起こっているのか、全く分からない。怖い・・・

 

病院で肝硬変からくる肝性脳症と診断された。

肝臓の機能が低下して、体内で生成されたアンモニアなどの有害物質が肝臓で十分に処理できなくなり、脳にダメージを与える病気とのこと。

 

でもこの時の私は、病院で治療してもらえるから大丈夫・・と勝手に安心していた。

 

2024年5月21日(火)

病院へ向かう途中、ドクターより突然に電話がかかってきた。

「1日たっても意識が戻らないため、最悪の状況を考える必要がある。

このままだと心臓が持たない可能性もあるが、

そうなったときに延命措置で心臓マッサージをして良いか?」

という内容だった。

 

サーッと血の気が引いてあと、心臓がバクバク・・

以前、夫はドラマを見たときに心マはしてほしくないと言ってたことを思い出し、ドクターに伝えた。

 

すると次の質問は、

「心臓は止まらなくても他の臓器などが機能しなくなった場合、延命措置しますか?」

と淡々と言われた。

 

今、何を言われているのか追い付いてない状況で、決断できないと先生に言ったような気がする。

それでも、病院も今後の治療方針に困るのですぐ回答してほしいと言われた。

 

夫はもう助からないと言われているようで、車の中で涙が止まらなかった。

もっと色々と行きたいところもあったし、美味しいものも食べたかったし、今後のことも話し合いたかった。

私より20歳も上だから、いつかは・・・と思っているが、こんな突然の別れ方はイヤだ!

お願い。目を覚まして。

 

2024年5月23日(木)

祈りが届いたのか、面会時間に行くと旦那が目を覚ましていた。

そして私を見て、「マリコ~ マリコ~」と涙を流して私との再会を喜んでくれた。

夫からしたら、目を覚ましたら知らないところにいて、看護師に「妻と連絡を取りたい」と言っても何も説明してくれなかったみたいで、不安だったらしい。

この時の夫の心境も分からず、ただただ私の名をを呼んでくれた夫が嬉しくて、一生忘れないと思った。

神様・・本当にありがとう

 

今、過去に遡ってブログを書いているが、涙があふれてくる・・・

記録として、夫の生きた証として残したいと思っているが、結構しんどいものだな。

みんな凄いな・・・