“目標”と“目的”。


私はこれまで、これらの言葉をあまり深く考えもせず、混同して遣っていたかも知れない。


というのは、私には歌手をやっている友人がいて、その人のショーを観に行った時のこと。


何度聞いても鳥肌の立つ上手さだなと感じながら、今スポットライトの中に立っている彼女が歌手になると宣言した日の事を、思い出していた。


ボイストレーニングに通い、手振りや姿勢を学ぶ為に日舞を習い、音楽関係者との縁を繋いであちこちの舞台に立ち、、、、、。


好きな歌を続けたいという思いで、本当に彼女は頑張り、支持してくれる人もどんどん増えていき、その姿に私も歓びを感じている。


が、しかし私はふと思った。


これが彼女の意図した最終到達点なのだろうか?


いいえ、多分、、、違う。


確かに歌手を目指して夢は叶えたけれど、舞台に立つ事のその先に、彼女の“本当に欲しいもの”が有るのではないか?


それは周りの人の応援だったり支えだったり、手助けだったり。
(彼女は人に助けてと言わない人なので)


それと、人に勇気を与えたい、人を歓ばせたい、感動を与えたい、、、が付いていくるのかなと。


だとしたら歌手になることは目標で、目的は別のその先に有るもの。


目標は目的に到達するための手段であり、通過点ということ。


これはどんな仕事にも当てはまる事だと思う。


目標にしていたものを手に入れても、その歓びは一過性のものであり、その先に有る本当に求めているものに到達しなければ、真の満足は得られない。


何を為すときも“真の目的”を認識する事~~~


それが自分の心の望む、本当に手に入れたいものなのだと思うから。