知人のSさんの話。
彼女は営業職のパートさん。
幾つかの店舗を回る仕事をしている。
ある日Sさんは会社から命じれて、あまり訪れたことのない店舗を訪ねた。
するとすぐに店長さんに呼びつけられ、結構な剣幕でクレームを言われたのだと言う。
クレーム内容はSさんの責任下のものではなく、関連している他社へのもの。
とりあえずクレーム内容を自社に持ち帰り上司に報告し、関連他社に連絡を取ってその店舗に説明に行って貰ったのだそう。
「もう、しょっちゅうだから嫌になっちゃう」と、Sさん。
実はSさん、こういった事は一度や二度ではなく、自分の関知していないクレームを受ける事が多い。
(Sさんの何がそうさせるのだろう?)
「落ち着いた雰囲気だし、この人なら話を聞いてくれそうだと思うんじゃない?言いやすいのかも」とは、Sさんの仲間達の弁なのだが、、、、。
無論、Sさんはこんな立場にいることをとても嫌がっている。
でも、意思とは反対の状況が現実には、起きている。
現実化されるのは、本人がメリットを感じて潜在意識が望んでいるものという事から考えると、Sさんの望みは会社を代表してクレームを受けるという立場にいたいという事が、真実となる。
では彼女の潜在意識に潜むメリットとは何か?
考えられるのは、まず仲間からの同情が得られるという事。
「かわいそう。会社の犠牲になって」という労りの言葉が得られる。
次に考えられるのは、クレームを入れられてもその場に必要な対処が出来るというアピール。
本来ならば社員がその役割を果たすべきところなのに、、、、ともいうべき「恩」も売れるかな?
こんな風に本人の自覚しないところで、いろんなエゴが発動されてしまう。
潜在意識の中には見知らぬ自分を表すエゴがたくさん眠っているし。
自分でそのエゴを認識し向き合っていく事ができれば、理不尽なクレームを受ける事も、なくなるのかもしれない。
潜在意識。
深層心理。
見えないだけに、ホント厄介。
心理学学んだ身であっても、始終振り回されているもんなあ。













