バレンタインの思い出~非モテの場合 | お互い恋人ができなかったら付き合う男女のブログ~只今ロスタイム

バレンタインの思い出~非モテの場合

そろそろ二月だし、満を持してナギのバレンタイン話を披露しますよ。
そもそも、ナギたち非モテにとってバレンタインという日は
自分の非モテ度を再確認する絶望と屈辱の日であり、
いつもその日一日を憂鬱な気持ちで過ごすものです。

ところが、高校二年のときはその唯一の例外だった。

バレンタイン当日、その日はいつもと何も変わらない
普通の日でした。
んで、ナギたち非モテが集まると、誰が言い出したわけでも
ないんだけど、バレンタインって言葉は禁句になってるのな。
誰も口にしない。みんな実は気になって気になって仕方ないくせに
誰も断固として言葉に出さないんですよ。

そう、この年代の男子って、自分がモテないことはわかっていても
もしかしたら・・・もしかしたら突然ラブロマンスが起きるんじゃないか
そんな甘い妄想を抱いちゃってる時期なんです。。
うん、みんなBOYS BE…の見すぎ。

で、ナギももちろん例外ではなく、絶対もらえないと解ってるのに
ついついソワソワしてしまうんです。

それは5時間目くらいだったと思います。
授業中、ふと机の中に手を入れると、何か紙が入っています。
ん??どうやら手紙のようです。
ってまさか
ヤバい、確実に女の字だ。。え、しかもこれラブレター??
え?いあyなんだkれ?ええ??マジで???


「どうしたの?」
後ろの席のMが聞いてきました。
うわっとビビった俺はとりあえず急いで隠しながら冷静を装い
「なんでもないよ」と言いました。

その瞬間


クラス中が大爆笑の渦
最初、意味がわからなくて挙動不審になっていたナギですが
爆笑が収まってきたころには事態を飲み込めました。

クラス全員による罠だった・・・

ナギにとってバレンタインは、恥と屈辱の一日です。
いやまぁネタ的にはおいしいからいいんだけどハハハh

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