会議で東京に。

会場に向かう途中の電車の中で、修学旅行らしき女子中学生数名と乗り合わせる。

膝下のスカート、白いソックス、焼けた肌に一本か二本に束ねただけの髪。
ザンバラな前髪。
まったく化粧気のない顔と白い歯。
手には地図。

オシャレにはまったくといっていいほど無縁な彼女たち。


でも私は知っている。

この子たちも年頃になれば素晴らしく美しく、魅力的な女性になるということを。
「蛹が蝶になるように」とは良く言ったものだ。

女の子が大人の女性に変身していく姿はまさしく劇的で、本人ですら信じられないくらい変貌する。
私はその過程に携わった経験が何度もあるが、それはそれは見事なものである。

まだ自分の美しさに気付かない彼女達。


数人で楽しそうに電車を降りて行く後ろ姿を見ていたら、彼女達の明るく美しい未来まで見えたような気がして、嬉しくなった。

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何事もないときは妙案が浮かんでこないのに、切羽詰まった際には、これに対すべき能力を発揮する。
これをアンチパラスタジスの才能という。


らしいが、切羽詰まらなくても妙案が浮かぶ人間になりたいものである。


自分の場合も、本当に切羽詰まらなけれ策が浮かばない。

つまり毎月切羽詰まってる。

今月はアンチパラスタジスの才能を発揮することができるであろうか。


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