ブッシュ米大統領がNYSE訪問、減税維持なら株高持続へ (ブルームバーグ)
ブッシュ米大統領がNYSE訪問、減税維持なら株高持続へ (ブルームバーグ)
2007年2月1日(木)08時07分
1月31日(ブルームバーグ):ブッシュ米大統領は31日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)を訪問し、税率を低水準で維持すれば、4年にわたる米株式相場の上昇が持続するだろうとの見方を示した。現職大統領が取引時間中にNYSEを訪れるのは、1985年3月のレーガン元大統領以来20年ぶり。
ブッシュ大統領は株式相場の上昇が続くかどうかとの質問に対し、「米政府が適切な行動を取り、低い税率を維持する限りは、上昇は持続するだろう」と答えた。
S&P500種株価指数は5年ぶりの安値を付けた2002年10月以降、85%の大幅高を演じており、ダウ工業株30種平均は最高値を更新した。企業収益は 1950年以降で最長の増加を続けており、株高を後押ししている。
ブッシュ大統領は午後1時ごろに取引所に到着。トレーダーは歓声を上げながら大統領を出迎え、握手やサインを求めた。大統領訪問による売買高への影響はほとんどなく、午後2時15分現在の売買高は概算8億1700万株と、1週間前の同時刻を4.2%下回る水準。
NYSEを取引時間中に訪問した現職大統領は、これまでレーガン元大統領1人。クリントン前大統領は2000年1月13日にNYSEで開かれた行事に出席するため訪問したが、通常取引時間終了後だった。
ブッシュ大統領はこの日の演説で、議会に保護主義貿易を拒絶するよう要請したほか、企業に対して取締役会の責任強化や、業績動向をより反映した幹部報酬制度の導入を呼び掛けた。