「知れば面白い神話と神社のおはなし」

 

 

こんにちは!

 

神話と神社が好きな女子高校生やおよろずです!

意外と知られていない神話・神社に関する情報を投稿しています。

 

神話を知れば神社に行くことが楽しくなります!

 

今回は、鹿児島県の「和気神社」についてお話していこうと思います。

 

 

  和気神社

 

鹿児島県霧島市にある和気神社(わけじんじゃ)

 

 

 

 

藤の花やイノシシに所縁のある神社として地元住民に広く愛される神社です。

 

奈良時代末期から平安時代初期にかけて活躍した貴族である和気清麻呂(わけのきよまろ)公を御祭神とする神社です。

 

 

和気清麻呂公の御神徳としては「国家安泰・家内安全」「学問・教育」「厄除開運」「土木建築・治山治水」「足腰・身体健康」があると言われています。

 

和気清麻呂公は日本最古の学校を創立し、子供の教育に力を入れていた人物とされるため子育て・学問にご利益があるとされています。

 

また、和気清麻呂公が京の都を追われた際に萎えた足を治したとされる霊泉があったという逸話から足腰にもいい御利益があるとされています。

 

坂本龍馬とお龍の新婚旅行の地としても有名です!

 

 

  藤の花

 

和気神社は、鹿児島県の中でも随一の藤の名所となっています。

 

和気神社の隣にある和気公園に美しい藤棚があり、例年4月中旬から5月初旬にかけて「藤まつり」が開催されています。

 

和気神社は少しアクセスの悪い場所にあるのですが、「藤まつり」が開催されているその期間は多くの人が集まり、屋台なども出て賑わいを見せます。

 

「藤まつり」の開催期間中は藤棚に入る際に入園料(大人300円・小学生以下は無料)が必要になりますが、コロナが流行してからは藤まつりも中止となり、藤棚も無料開放されていました。

 

 

 

岡山県和気町は、和気神社の御祭神である和気清麻呂公(わけのきよまろ)の出身地であると言われています。

 

和気神社の藤は和気清麻呂公の没後1200年を記念して平成12年に和気町から23種類、100本の苗木が寄贈して植えられたものです。

 

 

  和気神社とイノシシ

 

手水屋の近くに行くとある建物があります。

 

この建物は「白亥殿」と呼ばれ、白いいのししの「和気ちゃん」が奉納されています。

 

 

和気清麻呂公には白猪に命を助け道案内をしたという伝説が残っており、その伝説と同じ白猪が飼われています。

 

しかし残念なことに白猪の「和気ちゃん」はもう亡くなってしまっていて、もう見ることはできません。

 

今は「和気ちゃん」がいた「白亥殿」のみが残されています。

 

また、いのししが和気清麻呂公を道案内したことからいのししは、神の使いとして開運招福の守護、交通安全の守護として崇められています。

 

境内には狛犬の代わりに狛いのししが鎮座しています。

 

 

 

 

  日本一の大絵馬

 

和気神社の駐車場を出るとすぐに大きな絵馬が目に入ります。

 

 

平成最後の年であり、令和元年である亥年にこの日本一の大絵馬が制作されたと示されています。

 

絵馬にはいのししと和気清麻呂公と犬飼の滝が描かれています。

 

犬飼の滝とは、和気神社のすぐ近くにある高さ36m、幅22mの滝です。

 

この滝は、坂本龍馬がお龍との新婚旅行中に書いた手紙で絶賛していた滝です。

 

 

 

今回はここまでです!

 

藤の花といのししに関わりのある神社ということで一部の人の間では、鬼滅の刃の聖地・関連スポットとしても言われているそうです。

 

次回、和気清麻呂公について少し詳しくお話していこうと思うので楽しみにしてくださるとうれしいです!

 

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