「知れば面白い神話と神社のおはなし」

 

神話と神社が好きな女子高校生やおよろずと申します。

意外と知られていない神話・神社に関する情報を投稿しています。

 

神話を知れば神社に行くことが楽しくなります!

 

今回は、お正月について神道の面からどんな行事なのかを見ていこうと思います!

 

 

  正月

 

みなさんは、お正月が神道においてどのようなものか知っていますか?

 

お正月を祝うというのは神事の一つであり、神道における重要な年中行事の一つであります。

 

各家庭に年神様(としがみさま)と呼ばれる神様をお迎えして、年神様から新たな一年を幸せに過ごすための霊力・パワーをもらうというのがこの神事の目的です。

 

ちなみにですが、年神様とは須佐之男命(すさのおのみこと)の息子に値する神であります。

 

稲荷神社の御祭神である宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と兄弟であります。

 

また、「神人共食(しんじんきょうしょく)」と呼ばれる考えもお正月には大きく関わってきます。

 

「神人共食」とは、神様と人間が一緒に食事をするという考えです。

 

神道では、正月以外にも、神事を行った後に神様と共に食事をするという考えがあるそうです。

 

 

  正月行事の由来

 

次に、正月に行う多くの行事についてその由来を見ていこうと思います。

 

・正月事始め

12月13日のことを指し、正月を迎える準備を始める日とされています。

 

「すす払い」という名前の方が広く知られているかもしれません。

 

この行事は、現在の大掃除の起源となっています。

 

現代の神社でも「すす払い」の行事が行われており、各家庭でも神棚の掃除をしたり、新たなお神礼(ふだ)お祀りする準備をしたりします。

 

旧年の災厄をはらい、いやなことを忘れるという「年忘れ」においても重要な行事です。

 

「苦(く)」がつくため縁起が良くないとされている12月29日、旧暦お正月である30日、大みそかである31日以外の28日までに終わらせるのが吉とされています。

 

・初詣

江戸時代中期に、毎年変わる年神様がいる方角を「恵方」とよび、その方角にある神社に参拝するというものが流行しました。

 

これが起源となり、今の初詣が行われているという説があります。

 

現在のように、有名な社寺に多くの人が参拝するようになったのは、明治時代以降のことです。

 

・お年玉

神様にお供えされたものを神棚からおろし、神様からの贈り物として、人々で食べるということが起源とされています。

 

特に、コメで出来ている鏡餅は特に神様の力がこもっているとされています。

 

現在は、現金を渡すことが主流となっていますが、これが広まったのは、戦後のことです。

 

・おせち

宮中で元日・節句など「節日(せちにち)」に神様に対し、お供えしている「節日料理(せちくりょうり)」が由来と言われています。

 

年神様にお供えした、料理を頂くことで、一年を生き抜いていく力を授かれると考えられてきました。

 

現在のように、重箱などに詰めるようになったのは、明治・大正時代以降と言われています。

 

今回はここまでです。

 

お正月について、神道の面からですが、少しでも知ることができたでしょうか?

 

私自身も、初めて、お正月について詳しく調べることができたのですごくいい経験になりました!

 

神様と過ごすことができるお正月がもうすぐ来るのでとても楽しみですね。

 

私事ですが、12月は期末テストが長期でありてんやわんやしていたのでやっと冬休みが始まりほっとしているところです。

 

あと少し、冬季補習を頑張れば、本格的に休みが始まるので頑張っていこうと思います!

 

みなさんも、幸せな新たな1年がスタートさせられるようにあと少し一緒に頑張っていこうと思います。

 

今後も神社や神話に関する情報・豆知識を投稿していきたいと思います!

 

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