9/15(金)18時半始、国立能楽堂 定例公演で能『小督(こごう)』のシテを勤める。



曲名になっている絶世の美女と言われる小督の局はシテ連(準主役 )佐々木多門氏が勤め、シテ(主役)は帝からの使者役、源仲国を私が演じる。
仲国は舞台上では小督の愛人のような印象を与えるかもしれないが、史実によると今の皇宮警察の部長さんの立場。そして60歳近い老人!と「能楽手帳」著 権藤芳一に書かれている。



国立能楽堂から『小督』の出演依頼が来た時
「直面物だから、爺いになったら似合わないが、まだ大丈夫だろう」と快諾したが、今推測するに依頼した国立能楽堂の担当者は
「粟谷明生は60歳ぐらい。『小督』を依頼するには丁度いいだろう」と考えたに違いない。

今、非常に複雑な心境で稽古に取り組んでいるが、多くの皆様にご覧いただきたい!と言う真っ直ぐな気持ちは忘れていない。
ご来場をお待ちしております。




文責 粟谷明生
写真 『小督』シテ粟谷明生 撮影 牛窓写真店