
本日は亡父、菊生の命日です。
亡くなりまして11年目となりました。

もう父の事をご存知無い方もおられるでしょうが、先日、国立能楽堂定例公演『熊坂』の楽屋で友枝昭世師が私に、
「菊生先生が、結構晩年に熊坂やられたのを覚えているなあ、あれいつ? 先生何歳でお勤めになられたのかなあ?」
とお尋ねになられました。私わからなく「調べておきます」とお返事させていただきましたが調べてビックリ!
昭和60年10月13日.粟谷能の会でした。

つまり63歳で動きの激しい『熊坂』を勤めていたかと思うと、改めて立派だったなあ、と感心しています。
楽屋で名前が出てくるうちは、まだまだ父は死んではいない、私、心の中で喜んでいます。

文責 粟谷明生
写真 粟谷菊生 撮影 宮地啓二