翌日、早朝に兄夫婦とグループラインして経緯を話し、姪っ子にうつってないか、確認すると、「ご察しの通り本日のカープのパレードには行けなくなってしまった」とのこと…



めちゃくちゃしんどいし、かわいそう…
そしてなによりカープ楽しみにしてたのに申し訳なさすぎる〜



なんてやりとりをしていると、だんだん腹痛再来。



今度の痛みは前にも経験したあの痛み。



その頃の時刻は7時半。



例の助産師さんが朝食を持ってきてくれました。




その時に腹痛がある旨を伝え、朝食後計ってみようということでした。



こんなん食べたら、出産中、ぴーぴー出てしまいそうで食べれるわけない。



とりあえず固形物は口に含まず、お茶、牛乳、汁物だけは、一滴残らず飲み干しました。


それから数時間。



朝食を下げに来た助産師さんが日勤の人に変わっており、



「嘔吐下痢だったんだってね…大変だったねぇ〜」
「子供のは移るよね…うちも一家全滅したことある」
ご飯食べれたか聞かれ、食べたら迷惑かけそうでと答えると、
「そんなのあなたが気にしなくていいの!この際、全部一気に出し切ってスッキリしましょ」って言ってくださってありがたや〜
すごく気さくな方で、不安が一気に取り除かれた♡


お腹が痛い旨を伝え測ってもらうと、5分間隔のなかなか強い痛み。


そのまま子宮口の開きをチェック。


夜勤の助産師さんには大袈裟みたいな扱いを受けたから、あまり痛いって言えずにいたら、


「えーーーもう7センチ8センチ位開いとるよ〜痛かったじゃろ〜我慢しとったんじゃね!我慢したら産まれてしまうけ、痛かったら言ってよ〜!」と…


そのまま分娩台へ移動しました。



分娩台のある部屋では、ヘリコプターの音が…ああ…パレード…私達も行くはずだったのに…羨ましい。


助産師さんとたわいもない話をしながらパレードが終わる頃には産まれるよ〜と。



昼くらいには産まれるってこと❔



けど、この時点では、はるまの時の10分の1位の痛みだった。



なにせまだいい仕事をしてくれる、テニスボールすら登場していないから半信半疑。



分娩台では、出産の準備が行われ、その際も、いきみたかったらいきんでいいよ〜と。




しっかりソフロロジー方を駆使し、ふーふーと呼吸を整えていたら前回同様痛みが和らぐ。



その間、兄夫婦、一部友達、に出産になったと逐一ラインで実況中継。



そのうち、はるまとかっちゃんがやってくる。



はじめは、2人に立ち会ってもらうつもりだったんだけど、はるまの不安そうな顔を見ると、酷い醜態をさらしてトラウマになってもいけないから出て行ってもらいました。



いよいよ痛くなってきて、先生と看護師さんに来てもらうよう要請。



看護師さんはすぐ来てくれたけど、先生はなかなか…



数回いきんで、痛くて痛くてそのうち破水。



けど、前の時は、ここから3時間だったな…



経産婦だから、1時間位かな❔と思いながら、


「あとどれくらいかかりますか❔」と問うと




「痛いよねーけど、もう髪の毛触れる位まで降りてきとるけ、あと3回位いきめば出るかなぁ〜」



「えっ❔えっ❔3回❔」思わず聞き返したくらい。笑


先生が来ないから、「もう産まれるんですけどー早く来てくださーい」と再度電話。



結局先生を待たずして、3回いきんだ頃に、メキメキメキ〜と出てきました。



まだ出てない股に頭が挟まったような時点で産声をあげており、フライング〜と笑われてました。



体力的にも精神的にもまだまだ余裕。



昨夜の嘔吐下痢がしんど過ぎて、出産が楽すぎました。



本当に痛かったのって最後のほんのちょっとだけだったし。



これならあと1人2人は余裕とさえ思いました。