第144回澪の会 感想 | FUKUのブログ「京舞・上方舞の楽しみ」

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京舞井上流の研究成果をお話させて頂こうと、また上方舞についても関係性から何かお話できたらと、目標は高くと思っております。
よろしくお願いいたします。

今回は私自身、おすすめ澪の会番組でした。

地唄「水鏡」 井上八千代

地唄「屋島」 ミヤザキコトヨ

義太夫「弓流し物語」 井上八千代

でした。

二曲目の方は内弟子の方かなで、今回はご紹介なかったんですけど、澪の会のお手伝いはしてはった人やと思ってます。

まずはこの方から。

いわゆる、井上流で言う所の「扇の屋島」を舞はったわけです。
八千代先生は、まだ名取やないんですけど、とのお話。

なかなか、お背がありはるから立派でした。豪快な舞で三世八千代の若い頃みたい❗️誰も見たことないし、こない言うて立派と誉めたい。

表情せんのと、無表情は違うからやっぱり地をしっかり、歌詞もお腹にはいらんとあかんやろなあ~と。

ほんでも名取級でした。

才能やなしに、年々上手になりやるとは思うけど、舞うてる曲は人間のあれやこれや。

こんな話を思いだしました。淡谷のり子さんが大地喜和子さんがお気に入りで、「私が男だったら一回お願いしたい。」よく似た話は森繁さんもありますが、毎日の経験が芸につながる人やとは思います。

つまりはまだや、が感想。

八千代先生のお話は次に。

ではまた。