本日は、介護の職能団体から講師依頼をいただき、特別養護老人ホームの介護職員の方を対象に「虐待予防」をテーマにお話をしました。
これまで県の社会福祉協議会や老健協議会からご依頼いただくことが多かったのですが、今回は初めて別の団体での講師活動となりました。
これまで90分で行ってきた内容を、今回は60分に短縮。要点を絞り、PowerPointで構成しました。
参加された介護職員の中には外国籍の方も数名おられ、その方々にもわかりやすいように振り仮名をつけた資料を作成してほしいと求められていました。
普段は介護経験2年以上の方を対象にした資料づくりをしてきたため、外国籍の方にどこまで伝わるのか正直心配もありました。そこでChatGPTを活用して、英語を始め、東南アジアのいくつかの言語に翻訳した資料も準備しました。言葉の壁を越えることで、少しでも理解が深まればと願ったからです。
ただ、大きな失敗もありました。ネパール語は必要ないだろうと判断して自宅に置いてきたのですが、実際には必要だったことがわかり、痛感しました。
幸い、英語は理解できるとのことで、代わりに英語の翻訳資料を受講者の方にお渡しすることができました。
今回あらためて、こちらが伝えたいことをどうしたら相手に届くのか、その難しさを実感しました。
それでもこの経験が、少しでも現場での実践につながり、利用者さんの豊かな生活づくりに役立ててもらえれば嬉しいです。
新しい挑戦から学ぶことの多い時間となりました。