錦織圭が復帰戦で4連勝し、ついに明日朝行われる決勝に進出を決めた。

今朝の準決勝、高温多湿の厳しい条件の下、しかも3日連続の試合でフィジカル面が不安視されたが、そんな周囲の心配は杞憂に終わった。

対 グスタボ・ハイデ(ブラジル)

6ー4
6ー2
試合時間1時間26分。

ハイデは決して悪くなかった。ストロークは強く速いし充分ケイと打ち合えたがそれも序盤だけ。
相手の力を見切ったら多彩な戦術でコート全面にショットを展開するケイが一枚も二枚も上手だった。
予防の為?腹部にテーピングをしていたのが多少気掛かりだが、今のところ明日の決勝を戦うのに支障はなさそうだ。

明日の決勝の相手は

アメリカ🇺🇸の19歳、
マイケル・ゼン(ATP1118位)

去年のウィンブルドン・ジュニアのファイナリストらしい。
決勝の相手がニシコリ・ケイと知って恐らくなりふり構わず120%全力でぶつかって来るだろう。

しかし、今のケイにはゼンとは違う意味で怖いものはない。1試合勝つごとに全盛期の感覚を取り戻している自信が少しづつ蘇っている今のケイはフィジカルのリカバリーがどれだけ出来るがだけが唯一の懸念材料だろう。

ここまで来たら、さすがにファンの期待は優勝しかない。
でもその為に怪我(再発、新規問わず)をする危険だけは避けてほしい。

明日の試合予定は午前5時。
決勝だから他の試合に影響されることはない。

復帰戦で最高のスタートはもう出来ている。
あとは久々のファイナルの舞台を思い切り楽しんでほしいと願うだけだ!