錦織圭のクレーコートのシーズンが来週から始まる。

例年同様、モンテカルロのATP 1000マスターズは敢えてスキップ。

かつて2連覇した好きな試合の

ATP 500バルセロナから参戦だ。


その後はマドリード ATP1000、

イタリア国際(ローマ)ATP 1000 と続き締めは

全仏オープンテニス🎾「ローランギャロス」。


ただし、全仏オープンは一週間程度遅い開幕になる(コロナの影響)ので、そのブランクの間でATP 250のトーナメント追加が検討されている。


さて、問題は我らの錦織圭だ。


長く切磋琢磨してきたゴルフの松山英樹にマスターズ優勝、と先に日本人初のメジャー制覇を取られ、

「おめでとう㊗️!」

の表向きの祝辞の裏で

「やられた。。」

という口惜しさも相当なはず。


バルセロナから全仏までの連戦はどのトーナメントもランキング上位選手が殆ど出場するのでポイント獲得レースも熾烈を極めてくる。


そんな中、モンテカルロを飛ばし、その間練習に集中している。

さらに、クレーコートの連戦は身体への負担が大きい。

31歳になったケイがどこまで体力を維持出来るか。

復帰した後としては最も充実した準備が出来た、と期待する。


ケイにとっては正に

「勝負の2カ月」


現在進行中のモンテカルロでは、世界2位のメドベージェフがコロナ感染でアウト。メドべと練習を一緒に行っていたナダルはどうなんだ?と始めから混沌の様相を呈している中、誰が今年のクレーシーズンの主役になるのか?


錦織圭はクレーシーズンで結果が出せないと、現在の39位からさらに陥落して、シードどころか予選から出場しないとならないレベルまで落ちる可能性もある。


松山英樹は10回目の挑戦でマスターズを制した。


錦織圭がグランドスラムのマッチポイントを決めてコートに仰向けに横たわる姿を見る日が来るだろうか?


もう一度、


「勝負の2カ月」