錦織圭が全豪オープン後の初戦、

ATP500 ロッテルダム

一回戦の相手は世界ランク44位、フランス🇫🇷の

ピエール・ユーグ・エルベール

と決まった。

エルベールはシングルスでは目立った実績はないが、ダブルスではグランドスラムで優勝もしていて非常にテクニックのある選手で油断は出来ない。
ただ、錦織圭が今年の調子で自分のテニスをすればそう心配することはないだろう。

今大会、第2シードはチリッチのはずだったが、発表ではカチャノフになっており、第3シードがチチパス。
チリッチは欠場の模様。
これで、ズべレフ、チリッチと優勝候補に挙げられる2人が出ないというのは大きい。

ただ、そうは言っても、上記のカチャノフ、チチパスの他にもメドベージェフ、シャポバロフなどの「ネクスト・ジェン」の有力選手も出るし、ラオニッチ、ワウリンカなどのベテランの実力者もいる。
錦織圭が優勝候補の筆頭と言ってもいいとは思うが、年頭のブリスベンで優勝した時のような隙のないテニスが望まれる。

しかし、ズべレフ、チリッチが欠場の今大会以外でも、アンダーソンは肩の故障でニューヨークを欠場。全豪で錦織圭と死闘を演じたカレーニョ・ブスタも肩を痛めて途中棄権。

上位のトップ選手が次々に故障。
普段から鍛えている選手たちがこう入れ替わり立ち代わりにケガをするのはどうしたものか。
やはりツアーのスケジュールが少し過密なのではないか。

全豪で3試合も5セット戦いながら故障が重大なものにならなかった錦織圭は、運がいいと共にやはり身体は強くなっているのだと思う。

ロッテルダムは錦織圭にとっては初めての大会だが、状況的にはチャンス。
今年2勝目を目指して思い切り暴れてほしい!