ネタが無いので愛媛の郷土料理鯛めしについて語ります(笑)

 

鯛めし(たいめし)は、鯛と飯を組み合わせた日本料理のひとつです。

鯛と米は日本人にとって古来より馴染み深い食品の代表格ですよね。

 

現在の日本で一般的にイメージされる鯛めしは、鯛を一尾まるごと飯に炊き込んで作った物です。

 

鯛は臭みを取り香ばしさを出すためにあらかじめ焼かれ、米飯の味付けには醤油、酒、醤油みりん、昆布出汁などが用いられます。

 

炊き上がったら骨を外し身をほぐして取り分けます。

 

湯茶をかけて鯛茶漬けとしても美味しんですよ。

 

北条鯛めし

私の地元 愛媛県松山市北条(旧北条市の名物料理で北条地域では古くから食されていました。

 

鯛を丸ごと一匹、ご飯と一緒に炊き込む料理で、鯛と出汁昆布以外には何も入れないのが特徴です。

西暦250年頃に神功皇后(じんぐうこうごう)様三韓征伐に出陣する途中、北条の鹿島に船を寄せて鹿島明神様に戦勝祈願した際に、地元漁師が近海で獲れた鯛を献上すると神功皇后様はこれを吉兆と喜んだそうです。

 

その鯛を乗せ飯を炊いてお出しすると、神功皇后は大いに喜び美味を賞したとされたのが起源です。

また炊き上がった色が黒っぽくならない様に白醤油を使うのも特徴なんですよ真顔

 

ちなみに北条には鯛めしと並んでタコめしも有名ですタコ

タコめしは船上で漁師が獲れたタコをぶつ切りにして、ごはんに炊き込んだのが始まりといわれてます。

 

伊予灘は海底が砂地なので小エビ、カニ、貝類が多く、タコの生育環境として適しているんですよ

 

 

道の駅ふわりには両方一緒に味わえる風早夫婦弁当もありますのでご賞味くださいお弁当

 

宇和島鯛めし

鯛めしは地域によって大きく二つの種類に分けられます。

新居浜・今治の東予地方や松山の中予地方では、一般的に焼き鯛の炊き込みご飯を鯛めしと呼びますが、

 

宇和島市を中心とする南予地方では鯛の刺身を、醤油を主体としたタレに生卵、ゴマ、刻みネギなどの薬味を混ぜたものに漬けてご飯に載せたものを鯛めしと呼びます。

 

同地方にはひゅうが飯という味付けした刺身を米飯に載せて食べる料理があり、「鯛めし」はその鯛バージョンを指す名称でした。

元々は宇和島市の一部に伝わる家庭料理でしたが、昭和50年代に当時の津島町(現・宇和島市)に「六宝」という名称でひゅうが飯を出す店が現れてから、他地域の人々にも知られるようになりました。

その後「生の鯛めし」は宇和島市以外の県内に広がって南予地方の名物となり、やがて宇和島風鯛めしの名称に統一されて行きました

 

また南予地方では焼き魚の身をほぐして麦味噌と一緒にすり鉢で擦り、冷たい味噌汁にしてご飯にかける「さつま」という郷土料理もありますおにぎり

以前に嫁ちゃんの実家でこれを食べさせていただきました合格

 

なんか恍惚の表情で食べていたのが不思議でしたよあせる

あなたはどのタイプがお好みですか!?