利害得失
「世界中の人間の脳の99%は、利害得失で占められて
います。私も偉そうなことを言い続けていますが、
いつも利害得失を考えています。ただ、人間が利害得失に
こだわるということは、もう仕方のないことです。
人間には生存本能というものがあって、利害得失で動くよう
遺伝子レベルで組み込まれているのですから。
しかし、残りの1%を何で埋めるか、これが非常に重要なのです。」
これは藤原正彦の「国家の品格」からの引用。
彼の全てと同意見ではない。ある永年の疑問を明快にしてくれこの考えには救われた。
「残りの1%を何で埋めるか、これが非常に重要なのです。」
残りの1%を何で埋めるか?
若い頃にも同じテーマをしばらくかかえていた。
その時「徒然草」を読んでいたら、「良い友人の定義」を「物のくるるひと」とあり、
よき友 三つあり。一には物くるゝ友、 二にハくすし(医師)、三には 智恵ある友。だと。
ワッカリ易い!
利害得失で動くことが、汚く見えたり、そうしている人が
ミエミエで厭らしく感じたりする。さて自分は?と思うと
ぞっとしていた。が許容できるレベルになってきた。
藤原さんありがとう。
