年金事務所に事前予約を入れる…
そこからスタートするのが
亡くなった方の年金手続きです。
手続きに出向くにあたり
事前に用意するものは
１、年金証書
２、年金手帳
３、戸籍謄本
（故人の死亡日記載のもの）
４、住民票
５、窓口に行く相続人の免許証
６、〃 〃 〃 〃預貯金通帳
になります。
（遺族年金は他にもあります）
事前予約を入れている場合
上記のものを持参すれば
社会保険事務所の人が
必要事項などのデータを
揃えているため
必要書類に
記入するだけで済みます。
戸籍謄本や住民票は
原本が必要で(コピー不可）
戸籍謄本の原本を
社会保険事務所にて
コピーされ
原本と相違なしという
スタンプを押され
原本を手元に
返してもらう流れです。
住民票は区役所にて
「故人の年金手続き用です」と
伝えると
無料で発行してもらえます。
余談ですが
年金手続きは広島の人が
亡くなっても
全国どこの社会保険事務所でも
行えます。
今回は広島南社会保険事務所を
事前予約したのですが
その理由は
隣に広島南区役所があるからです。
広島市内に本籍地や
住所があれば
この広島南区役所で全てを
揃えることが可能です。
移動距離もなく
無駄な時間を要しない利点が
あるためにそうしました。
しかし、本籍地が
広島市内でなく
他の場所にあると
注意が必要です。
それは、戸籍謄本は
本籍地の役所しか取り寄せることが
出来ないからです。
本籍地が県外の人や
広島市以外の市町村にある人は
年金予約手続きを行う際には
注意して下さい。
また、戸籍謄本に
死亡日が記載されるのは
時間を要します。
よって葬儀を終えたあと
本籍地の役所に電話を入れ
「広島市内で亡くなり●●日に
死亡届を区役所に出したんだが
戸籍謄本に死亡日記載のものが
手続きに必要なため
いつ出来るか…」と
必ず本籍地の役所に確認し
年金事務所への予約を
取ることを勧めます。
火葬を行うための死亡届は
葬儀社が火葬許可証に代える
手続きを行います。
その時に記載した本籍地が
他の役所にある場合
死亡届を受理した役所から
転送されるのに
数日から1週間掛かると
思って下さい。
特に週末に亡くられた場合
土日が絡むために
日を要しますので
そこも頭に入れて
おいて下さい。
今回の年金手続きも
死亡日から
10日以上の余裕を持ち
社会保険事務所に
予約をしました。
それともう一つ
社会保険事務所に
予約電話を入れた時点で
年金受給者の死亡届の
受理になります。
よって
予約日までに
上記の必要書類を揃え
手続きを行うと
年金をもらいすぎた…という
事態にはなりません。
ただ、亡くなられた日が
２０日前後でれば
２か月分の年金支給手続きが
社会保険事務所で完了しており
場合によっては後日
もらいすぎが発生し
返金手続きということも
あります。
いずれにしても
社会保険事務所の人が
詳しく丁寧に
教えてくれますので
ご安心ください。
また、窓口で聞かれるのが
「故人の預貯金が
凍結されているか否か」です。
凍結されていない場合
未支給年金は
故人の通帳に振り込まれます。
凍結している場合は
届出をされた相続人名義の通帳に
振り込まれるのですが
その場合
振込みまで
日数を要するとのことです。
最後に余談ですが
本日は月曜日でした。
よって区役所で
住民票や謄本の申請を
行ったのですが
非常に人が多く
１時間待ちの状態でした。
待つのも仕事ですが
正直、待ち疲れましたね。
死亡後の手続きも
事前準備が大切です。
不明な点は
必ず最寄りの窓口に電話をいれ
用意周到に行って下さいね。
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