今日はネタが浮かびませんので
数年前のブログを掲載します。
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皆さんは
毎日、どのように過ごされて
いますか。
例えば
今日やるべきことを
明日やれば良いとか
無意識に時間が経っていたなど
何気ない日常が
明日、明後日と続いていく…
ある意味、錯覚のなかで
時間を浪費していないでしょうか。
最近の私は
年齢も56歳になり
若い時
如何に時間を浪費していたことか
その事を知り、反省しています。
これまで
多くの方の死に立ち会い
中でも、朝起きて来ないから
部屋に行くと亡くなられていた
とか
元気に自宅を出たのに
数時間後には無言の対面になった
など
多くの「まさか」の
ご家族に嘆き、悲しみに
立ち会いました。
ある意味、自分の若い時というのは
人の死は、他人事だったのかも知れません。
それだけに
今…人生の大切さを身に染み
自分のこれまでの体験や
学んできたことを
一人でも多くの人に伝えたい…
その様な考えになったのかも
知れません。
会社で
毎日、社員や出会った方に
気がつけば色々な話をします。
昔の葬儀と今の葬儀の違い
ご遺族の心理
葬儀社の役割など
自分の思いを声に出します。
中でも、自殺は絶対にいけない…
これはくどいようですが
葬儀説明会でも話しています
なぜいけないのか…
自殺は七代に渡り続く
負の連鎖があるから。
そして
残された家族が不幸になるからです。
自殺には
まだ他にも多くの因縁がありますが
絶対にいけないことです。
自殺の原因で多いのが
金銭トラブルです。
借金にも色々あります。
金融機関からの多額の借り入れ
ギャンブルや浪費からくるもの
保証人になったための破綻したなど
これらは
小さな時から、お金の教育がされていない
ことも要因だと思うのです。
世の中
一番大きな鍵を握るお金の話は
学校教育から除外されて来ました
その事が金銭トラブルの根っ子にある
と私は思います。
葬儀の相談でもお金の話が重要
と捉える方が非常に多いものです。
また、日常の生活の中でも
お金の価値、判断は
重要なのに
日本の社会はお金の話を
人前で堂々とすることは
タブーとされています。
書店に並ぶ著書では
お金に関する題材の物は良く売れます。
それだけに
なぜ、頭の柔軟な子供の時から
教育で取り上げないのでしょうか?
お金に関する教育がされたら
金銭トラブルからの自殺は減少すると
私は思います。
また、葬儀後には
相続トラブルなど
全てお金に関することは多いのです。
お金が無いとこの世での生活は出来ません。
ある意味、幸せは
お金と背中合わせです。
しかし、有りすぎると
亡くなれば大変な揉め事になるケースが
あるのも事実ですが…
また、資産家殺人など
お金で生命を浪費するなど
色々なトラブルも目立ちます。
この世から切っても切れない
お金、それで人生を無意味にするなど
本当に勿体ない話です。
いま終活ブームと言われてますが
ブームであるなら
余計に考えてもらいたいのは
専門家に相談する前に
自分の家族の在りかたです。
家族は家から始まり
やがて他人が入って来ます。
新しい家族の始まりは
揉め事の根の始まりでもあります
終活ブームに乗る前に
「ワシらが死んで
子供に迷惑を掛けたくない」
そう思ったら
自分名義の資産を
しっかり把握し
それをどうするか…
考えて下さい。
ブームに乗るもよし
乗らぬもよし
終活ブームに火をつけた方も
体よくあなたの資産を
狙っているんですよ。
明日もある
明後日もある
人生はいつ何が起こるか
分かりません。
「まさか」に備えるのは
あなたです。