今日はカープの話をさせてもらいます。
大瀬良投手が昨日の中日戦で
見事な完封勝利を上げました。
危なげない投球という形容詞が
見事に当てはまる内容で
素晴らしいの一言です。
しかし、彼は
人間的にも大きく成長しました。
昨夜のヒーローインタビュうーでの
受け答えにもそれが見て取れます。
自分だけでなく
周りの多くのことに気が付く
配慮が言葉から感じ取られました。
名実ともにエースの風格
そしてチームの屋台骨という
大きな存在になりましたね。
ここまで決して楽な道のりでないのは
カープファンなら誰しも知っています。
ルーキー時代に期待に応える活躍で
二年目からも大きな期待を懸けられるなか
緒方監督1年目に
中継ぎに回り悩む投球が目につきました。
あの時は、大瀬良…大丈夫なのか?と
思ったものです。
当時のカープにはマエケンと黒田という
球界を代表する2枚看板がドンと構え
大瀬良の位置づけが非常に見えにくい
ものでした。
チーム事情から
勝ちパターンの中継ぎ起用にも
期待に応える結果が乏しく
恐らく大瀬良には苦悩の連続であったと
見ていて思ったものです。
シーズン最終戦
勝てばCS進出。負ければ終わり…
マエケンの後に出てきたのが
大瀬良でした。
この試合、ベンチには
黒田、ジョンソンも控えるという
まさしく総力戦でしたが
緒方監督はシーズン同様の中継ぎ起用に固執し
大瀬良が決勝点を献上され、カープはCS進出を
逃したものです。
試合終了後
ベンチで大瀬良は涙を見せました。
その大瀬良を暖かく
笑顔で慰めるマエケンの姿を
思い出します。
その日を起点に
大瀬良は自分の殻を破り
必死になったのだと思います。
大瀬良は苦心しながらも
エースの階段を登り始め
何回も訪れる危機を
自ら乗り越えて来ました。
そして今では
チームに絶対的に必要な
エースとしての地位を
盤石にしています。
弱々しく聞こえた
過去のインタビューも
今では、自信を掴んだ証と同様に
確信を得る発言に変わり
威風堂々とした立ち居振る舞い
見えます。
人間は自分の無限の能力を引き出すには
周りの協力も必要ですが
やはり、自分自身で切り開くことが
一番、大切です。
自分を守るも逃げるも
自己責任の世界が人生です。
このままで良い…と現状維持を思った時点で
人生は後退の道を歩むことがあります。
この世は死ぬまで
これで良い…とは
家族の幸せだけで
自分の運命は高みを見つめ
成長を続けないと勿体ない…
私は思っています。
大瀬良投手の躍進を見るにつけ
私は多くの人に
成長を諦めないで欲しいと思います。
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