この問題の行方がどうなるのか…それなりに関心を持っていました。
広島でもタクシー会社が多数加盟する基金が、2年後の解散に向け協議していると、昨日の地元紙に報じられていました。
聞くところによれば、10年前からこの議題は取り上げられており、今日まで答えが出なかったようです。
皆から集めたお金を運用し、それなりの利回りが約束されていたハズでしょうが、考えてみれば公的なものや私的なものを含め、「損をして当たり前…」と思わないといけないでしょうね。
また…この世は、この様なお金にまつわる話が、いつの時代になっても蔓延してます。
私は大金を手にしたことがないので、いまだに株や相場の話に乗ったことがありません。
実際には…乗りたくても乗れる資金を持っていなかったのが…現実なんですが気をつけたいものです。
基本的に私は…公的年金や保険(国保・社保)は信用していません。
いまは、仕方なしに掛けてますが、将来…年金にお世話になろうとは思っていません。
私個人の考えですが、日本は社会主義国だと思っています。
そのことは今回の問題が明るみにさせてくれました。
国はイザとなったら、国民に有無を言わせず法律で翻弄させてきます。
税金、社会保障、生活など全てにです。
こんなことを続けていれば、日本人の良心はなくなります。
皆が…「国が好き勝手なことを、我々を無視して行うなら、自分の生活は自分で守る。法に触れなきゃ・・・何をしても自分によかれなことをしてやろう…」
そんなことを思う人が出てきても、誰も止められません。
今回の厚生年金基金の債務も、何の責任もない厚生年金を掛けている人に皺寄せをしようとする政府。
確かに基金を掛けている企業への救済策=雇用維持の大義を切るのでしょうが、もっとやるべきカードがあったのと違いますかね?
これまでろくに仕事もせず、天下りを繰り返した社会保険庁OBや多くの公金を投入した保養施設の売却…それから回収することをして、数億のお金を工面するのが先じゃないかと思いますけど…
また過去の厚生大臣経験者…この人たちの資産からも、該当部分を洗い出してほしいものです。
何でもかんでも、悪の打出の小槌みたいに振りかざし、国民をいじめるのは止めにしてもらいたいものです。